僕は、大工で毎日桧や杉の材料を必ず毎日触れて仕事をしております。

皆さんの暮らしの周りには木はありますか?

木も人間と一緒で同じ木は存在しません。

それぞれ違う山で育ち違う土で育ち、同じ山で育った木でも太陽の日の当たり方や山の北側や南側で木目も全然

違ってきます。

これが、九州のスギだったり吉野の杉だったり屋久杉だったり、木を引き割ると木の板の目が全く違います!!

その土地の土壌の成分や日の浴び方で板の目も節の状態も変わってきます😳

人間も環境により色々影響を受けますが、木の目に現れてきます。


木を家の柱に使ったり、家具に使ったりしますが、木を板材などに使う場合、木を切り押していきなり板に使おうとしたらどうなると思いますか?

木は、水分を含んでおります。そのまま使うとその水分が徐々に蒸発していって乾燥していくと木は縮んで、反ったりしてしまい色々な問題が出てきます。

なので、木は切り倒してから水分を蒸発させるために色々な方法で乾燥させてから初めて木材として使います。


木の乾燥の方法も色々あり、この乾燥の仕方でもその後の木材の状態にかなりの影響を与えます。

ほんとに見た目も触感、匂いも全然違ってきます!!


僕は、天然乾燥と言われる外で長い時間をかけてゆっくり水分を蒸発させていく天日干しが一番好きです。

なぜかというと、木の脂ののり方や匂い、一番は鉋をかけた時に木材の艶がでて、角度によっては木の表面が反射して風景が写ります。本当です😳

DIYを良くやられる方は、この板材は何なのか?板は、どういう表情をしているか?そういったのも気づきとして見るとより無垢材ものづくりが楽しくなると思います😆