全てがここから始まった…。
第一章:奥手すぎるK先輩。
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200X年。4月。
1日12時間を超えるハードなガリ勉生活を乗り越え、いざ憧れの東京へ!!
「キラキラ光る先輩の誘惑に勝てるか!?いや無理だ!!」の巻
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受験戦争をなんとか勝ち抜いて憧れの上京を果たした私。
東大って言語によってクラス分け(1組、2組みたいな)があるんですけど、
入学早々そのクラス+1学年上の先輩クラスで
通称オリ合宿と呼ばれる旅行に行くんですよね。
友達を作るためにもちろん私も参加したんですが、
そこで見たのは
キラキラ光る「先輩」達の姿!!
「東大ってどうせメガネかけたオタクみたいなやつばっかなんでしょー?」
とか思ってるそこのアナタ。
そいつは大間違いだ!!!
世の中にはなぁ!頭もよくてスポーツもできて
おまけにルックスも良いバケモノがたくさんいるんだよ!!
東大って言うと
「えぇぇ~頭いい~すごいなぁ~」
とか口で言いつつ、
「何よ、私の方が可愛いし。ププ。」
とか腹の中で思って馬鹿にしやがって!!
「あー私さんは頭いいから、こんな話つまんないですよね~」
とか言って会話からハブりやがって!!
この低学歴のメスブタが!!!
…とまぁそんな被害妄想は置いといて。
もともと年上好きの私はもうメロメロです。
お近づきになりてぇ…ジュルリ…
そんな下心が止まりません。
だけど、田舎者の顔もたいして良くない女なんか相手にされないか…
と、そんな諦めムードでいると…
「私ちゃんは、入るサークルとか決めたの?」
と優しく声をかけてくれる先輩が…。(以下、K先輩)
「俺、バンドサークルなんだけど、興味あったら入らない?」
ドキ…
いや落ち着け…!ただの社交辞令だ・・・!
とそこに別の先輩が
「おいおい、お前、後輩に手出すなよ~」
「そんなんじゃないって(照)!!」
なんつって、何この空気。
その後もしばらく話をしてたんですけど、
あれ、なんかもしかして私に気がある・・・?
なんかいい雰囲気…。
さらにさらに!!
合宿が終わって、帰りの電車の方向が同じというミラクルが発生。
2人きりで話しちゃったりして、これは…。
家に帰って、1人でウッハーです。
テンションウッハーです。
そのまま勢いで当時付き合っていた彼氏にお別れのメールです。
※この彼氏は高校卒業の時に告白されて、
なんとなく付き合ってみたものの別に好きじゃなかったんです。
交際期間はわずか2週間。ごめんね☆
そして後日、K先輩の入ってるバンドサークルをのぞいて、
そのまま入部ですよ。
バンドとか別に興味ないのに。
というか、小さい頃からピアノを習っていたんですけど、
ゲロ吐くほど才能がなくて、
8年習ってたのに楽譜が読めないというカスっぷり。
だから音楽系のサークルだけは止めとこうと思ってたんですけど、
恋愛脳が止まらないので勢いで入部です。
そしてさらにいいムードは加速!!
K先輩の誕生日が近かったので、一緒に食事に行ったりしちゃって。
これ、もう行けるっしょ!!
私も舞い上がってるもんだから、また遊びに連れてって下さい~
なんてメールしてみたりして!!
と。
これ誰もが付き合えると思うじゃん。
っていうかもう付き合ってるようなもんでしょ。
…が、そううまく行かないのが世の常。
なんかねぇ…メールがねぇ…返ってこなくなっちゃったんですよ。
そんなしつこく送ってないよ?
日常会話的な感じだよ?
モヤモヤ…
そんで合宿に一緒に行った他の先輩とか、
サークルの先輩とかに相談すると・・・。
「あーあいつ男子校出身で彼女いた事ないチキン野郎だからなぁ…
女の子に好かれちゃって戸惑ってんじゃない?」
なんだそれ…。奥手ってこと?
さらにモヤモヤして過ごすこと数日。
K先輩からやっとメールが来ました。
「ごめん…。私ちゃんとはもう遊べないよ。」
…は?(・ω・)
えええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!
なにこれ!?
「付き合ってあげてもいいよ」って言われたから、
「じゃあお願いします」って言ったのに
「ごめん。タイプじゃないんで」
ってフラれるような理不尽さ!!!!
えええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!
私はただただ泣いた…。
こうして興味もないのにバンドサークルに入っちゃったという
アホみたいな現実のみが残ったのであった。
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教訓
・憧れの東京、先輩っていうだけで簡単に好きになるのはやめましょう。
舞い上がっている時ほど冷静な判断が必要です。
・男の狩猟本能を引き出すのが大事です。
すぐにホイホイいい顔をすると簡単にリリースされてしまいます。
気があっても、ある程度気のないフリをしましょう。
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次回予告
「傷心の私を優しく慰めてくれるサークルの先輩!!の罠」
お楽しみに☆
