こんばんは。


考えたのですが今後は、最初に目次を記載しようと思います。


話しと話しの間は、空けるようにしますので、


興味を持った項目だけ読んで頂ければと思います(^ ^)。


まあ、また何かあったら工夫して見易くするということで。





<ブログの目次>


・ 「ぷよクエ」(これからやる方へどういうシステムか)

・ ウィッシュの過去恋愛話し(プロット。勿論捏造です)





<ぷよクエ>


iPhoneのアプリゲームって凄いですね。もう普通の小型ゲーム機の


ようです。そこで、最近面白と思ったぷよクエについて紹介します。


※ここは、本当に説明ですので、実際にゲームをやっている方は


 知っていることなので飛ばして読んで頂ければ良いと思います。


 【ぷよクエ基本】


 ぷよクエは、パズドラのように画面に敷き詰められたぷよを消して


 (5つまで)同じ色のぷよを4つ揃えることで相手を攻撃して倒し、


 経験値を稼いで、キャラクターカードを育てて行くゲームなのですが


 割と気持ち良く連鎖が出来るので、とても楽しいです。


 ゲームも他の方と対戦する「バトル」と物語を進める「クエスト」があります。


 とはいえ、物語が面白いとかそういうものではなく、単純にパズルが面白い


 ゲームですね。久しぶりに面白いと思いました。


 【ギルド】


 ギルドって何ぞや?って感じですが、これに所属することで、同じギルドの


 仲間が「クエスト」の戦闘中、一緒に戦ってくれます。


 実はキャラクターにも属性があり、「緑」の属性の子は「緑ぷよ」を消した時に


 攻撃出来るという縛りがあるので、自分の攻撃力の弱いところを強い仲間が


 補ってくれると、とても助かるという訳です。とはいえ、サポートする方も実際に


 自分がやりたいことを差し置いて一緒に戦いに行く訳ではなく、機械がオートで


 手伝いに行ってくれます。


 その他、ギルドに所属しますと、5色のぷよタワーがありまして、「クエスト」や


 「バトル」で得た妖精を捧げることで段々タワーが高くなってきます。


 タワーは階を上げる度にギルドメンバー全員に賞金が配られますし、自分の


 その属性が強くなります。まあ、ここまでのことを踏まえて、平たく言いますと、


 ギルドは強い人の多いギルドに入ると有利ですね。私は弱いギルドで細々と


 やっております(笑)。逆にたまに誰かタワーに妖精捧げてくれているのを見ると


 とても嬉しいっていうw。まあ、それもまったりで良いかと(^ ^)。


 【カード】


 さて、キャラクターカードについてですが、まず自分の持っているカードの中で


 強いと思うキャラを構成します(「カードデッキを編集する」と言います)。


 …が、ここに落とし穴。このゲームには「コスト」という物があり、自分の今の


 経験値で制限されたコスト以上の力の強いキャラは戦闘に連れて行けない


 のです。なので、弱小である私は、ポポイのカードとか物凄く持ち腐れております。


 入れられん…。


 個人的感想は置いておいて、じゃあ、カードが弱いままじゃない!どうすんの!


 って思われるでしょう?


 それを何とかする為に次の2つの方法があります。


   <パワーアップ合成>と<へんしん合成>


    ・ パワーアップ合成は、クエスト等で得たカードを主力のメンバーに合成する


      ことで、主力メンバーのレベルを上げることが出来ます。


    ・ へんしん合成は、各属性のぷよのレアカードを集めてキャラクターが変身し、


      強くする方法です。因みにぷよのカードが変身用だと分からず、へんしん合成


      せず、パワーアップ合成をした私は、未だとても弱いです。これからやる皆さま


      は間違えませんよう。


 【ガチャ】


 ガチャには「召喚Pガチャ」「魔導石ガチャ」「ゴールドチケットガチャ」「シルバー


 チケットガチャ」毎日一回引ける「昼休みガチャ」があります。


 そのガチャって何?ってことですが、このガチャを引くとですね、新たなカードを


 得ることが出来るんですね。サポートのお礼に貰える召喚ポイントのガチャや、


 魔導石のガチャ、昼休みガチャは、まあ、程々に良いカードが出たらめっけもの


 だよね程度なのですが、極まれに貰える「シルバーカード」「ゴールドカード」


 等では、本当に強いカードが出て来ます。といっても、私の場合引いたことがある


 のはシルバーカードだけで出てきたポポイもコストが足りなくて、宝の持ち腐れで


 ありますが…(涙)。シェゾだのルルー様だのアルルだのが出て来るとしたら


 ゴールドチケットをまず手に入れないといけないのではないだろうか?


 道のり遠いわぁ~…。


 個人的意見は置いておいて、以上がぷよクエの大体の概要です。iPhoneを持って


 いる方で興味が惹かれた方は、プレイしてみて下さい。





<ウィッシュの過去の恋愛>


ウィッチ「ねえ、おばあちゃん」


ウィッシュ「なあに?ウィッチ?」


ウィッチ「おばあちゃんは、おじいちゃんの運気を上げる女ですわよね。


     おじいちゃんは昔、大したことなかったけれど、おばあちゃんと一緒に


     なって株が上がったって聞きましたわ」


ウィッシュ「誰です。おじいちゃんが大したことないなんて、あなたに吹き込むのは」


ウィッチ「本人ですわ」


ウィッシュ「あ…あの人…。謙虚な人ねえ…。違うのよ。おじいちゃんに会って


       救われたのは…私の方なの」


ウィッシュ「あれは、私が伝説の魔女と言われた頃です。長老や男性には妬まれて


       疎まれ、その癖、権力欲の強くて、家柄や顔、実力はあるけれど、


       性格に難ありという「キリア」という男に付きまとわれて、八方塞がりで


       本当に参っていました。そこへ、気分を変えろというサタン様の一方的な


       命令で、お見合いをしたのがあなたのおじいちゃん「ヨシュア」だったのです」


(回想)


(白いロングドレスの上にショールを着込んだウィッシュがホテルのロビーで立っている)。


ウィッシュ『何ていうか…サタン様の紹介とはいえ…私とお見合いなんて…その方本気


       何だろうか?私と結婚する人と言ったら基本的に魔法使いだろうけれども、


       適当におべんちゃら言ったり、自分に関係無い位置でだったら、アプローチ


       してくる人も居るけれども、実際には、皆、伝説を残して、地位もある女なんて


       付合いたいと思っていない。しかも、私は長老達からも嫉妬されてやりにくい


       立場だ。そういったことは一族の者であれば知っている。男の人は社会性の


       生き物というだけあって、そういう八方塞がりな私に本気でアプローチして来


       ようという勇気のある人は、正直居ない。居たとして、キリアのように、そういう


       私の肩書きを利用しようという輩だ。一見モテてるようには見られて余計に損


       なのだけれど、正直全然モテないのだ。それが分かっていれば、もっと甘えら


       れる可愛い女性になれば可能性もあるのだろうけれど…」


ウィッシュ「…一族での使命でも投げ出さない限り…無理だなあ…」


?「何がですか?」


ウィッシュ「えっ?」


(振り返ると美形ではないが、人の良さそうな顔の男の人)。


ヨシュア「初めまして、ウィッシュ様。お会い出来て光栄です。ボク、ヨシュアと言います」


(凄く嬉しそうな顔になって笑顔で言う)。


ウィッシュ「あ、気づかず申し訳ありません。ヨシュア様。初めましてウィッシュと申します。」


ヨシュア「ええ…あの…」


(嬉しそうに、そのままウィッシュをしっかり見る)


ヨシュア「その白いドレス。す…凄く綺麗です」


(顔を赤くしてエヘヘと笑う)。


ウィッシュ「ど…どうも有難うございます」


ウィッシュ『あれっ?この人?』


ヨシュア「立ちっぱなしも何ですし、席に着きましょうか」


ウィッシュ「ええ」


ウィッシュ『何ていうか…』


(座ってからチラッと相手の顔を見るウィッシュ)。


(本当に心から嬉しそうな相手の顔)。


ウィッシュ『この人本当に、嬉しそうなのだけれど…。魔法使いではないのだろうか?』


ヨシュア「本当。ウィッシュ様がボクと会ってくれるなんて…嬉しいなあ。」


(顔を赤らめながら、凄く嬉しそうに笑顔で話すヨシュア)。


(ウィッシュ。顔に片手を当てる)。


ウィッシュ『何か…この人良い人だわ。毎日ギスギスした環境で仕事で戦っているせいか


       こんなに喜んだ顔してくれて凄く嬉しい』


ウィッシュ「私もです。ヨシュア様。凄く優しそうな方でお会い出来て嬉しいです。


       笑顔が素敵ですね」


ヨシュア「えっ、そんなことないです。ボクモテないし。けれど、そう言って貰えると


      照れちゃうな」


ウィッシュ「ふふっ」


(ウィッシュも自然に微笑む)。


『そして…。』


ウィッシュ「サタン様!」


サタン「おう!ウィッシュ」


ウィッシュ「有難うございます。ヨシュア様と会わせて下さって。付き合うことになりました」


サタン「ふむ、上手くいっているようだな」


ウィッシュ「ええ(微笑む)」


サタン「良かった。別にあいつはモテる奴ではないが、お前は、そういうことは比較的気に


     しないし、意外と気が合うんじゃないかと思ったんだ。あいつは良い奴だしな」


ウィッシュ「ええ、とても私に合っていると思います。良い方を紹介して頂き有難う


     ございます」


サタン「…私はお前の気持ちには、報いてやれなかったからな。」


ウィッシュ「えっ?」


ウィッシュ『何かありましたっけ?』


サタン「昔、お前に告白されたが、断ってしまった」


ウィッシュ「えっ?あ、え…ええ」


ウィッシュ『そういえば昔そんなことがあったような…。今では、もう身内の様な感情しか


       なくなって少女の頃の事なんてすっかり忘れていたわ…。まだ覚えていたのね』


サタン「勘違いしてくれるな。お前が悪かった訳ではないのだ。しかし、私には、


     昔から…」


ウィッシュ『あー!駄目だ!これは駄目だ!早くサタン様を止めないと。でも、正直に


       言ったら傷ついちゃうし…』


(ふいに伏し目がちになるウィッシュ)


ウィッシュ「良いのです。サタン様。少し悲しいですが、過ぎたことですし、サタン様が


       私に良くして下さっているの分かっていますから。私は幸せです。サタン様は


       お優しいから…私の事で、もう、気に病まないで下さい。」


サタン「ウィッシュ…(健気さに感動したような顔)」


ウィッシュ『あ、これも駄目だわ。余計な感動を…』


サタン「ウィッシュ!私は!」


ウィッシュ「あ、サタン様、出かける時間なんで失礼しますね。有難うございました」


サタン「あ、ああ」


サタン「……」


サタン「あれ?ウィッシュは今日仕事の日だったっけ?」


(間のコマ)


ウィッシュ「お待たせしました」


ヨシュア「ううん。そんなに待ってないよ」


ヨシュア「あ…あの…そ…それより…」


ウィッシュ「うんっ?」


ヨシュア「あの…テ…」


ウィッシュ「て?」


ヨシュア「て…手を繋いでも良いかな?」


ウィッシュ「嫌です!(即答)」


ヨシュア「ええ~!(声裏返る&ちょっと泣きそう)」


ウィッシュ「こうが良いな」


(言って、腕を組む)。


ヨシュア「わっ!///。な…何だ酷いな。そういうこと?


      即答で断るから、ちょっと泣きそうになったよ」


ウィッシュ「知りませんでした?」


ヨシュア「?」


ウィッシュ「私、魔女なの(少し怪しげにニッコリ笑う)」


ヨシュア「ウィッシュさん///」


(ウィッシュ笑顔)


ウィッシュ『あ~、表情がコロコロ変わって本当に可愛い人だな。


       こんな幸せは、初めてかもしれない。このまま幸せで居られれば』


(引きの画面。建物の上から足が見える)


(美形だが神経質そうな顔の男が怒りでわなわなしている)


キリア「ウィッシュと一緒に居るあの男は誰だ?俺の申し出を一度も受けた事も


     ない癖にあんな不細工な男と。顔も仕事も財力も…魔法族に俺に敵う


     男なんて居ないはずだ!それを…それをふざけやがって!」


(場面変わる)。


魔女1「最近ウィッシュ様、変わりましたね」


魔女2「ええ、何か無理な気負いもなくて、いつも穏やかな笑顔をたたえるように


    なったわよね」


魔女3「何でも今度ご結婚されるらしいわ。」


魔女1「え~!どんな方!ウィッシュ様に釣り合うの?」


魔女3「何でも普通の仕事の普通の男とか。まあ、ウィッシュ様だったら、もっと


     良い男探せそうなんだけど、容姿も悪いとまで言わなくても少々残念な…」


魔女1「え~?何で?」


魔女2「でも、ウィッシュ様は思いの他幸せそうね。」


魔女3「う~ん…謎」


(通り過ぎるウィッシュを眺める魔女達)。


(また、場面が変わる)。


(式の段取りを担当の人と話すウィッシュ)。


(戻ってくるウィッシュ)。


(誰か前に居るのに気づく)


(引きつった顔をしたキリアが前に居る)


キリア「聞いたよ。結婚するんだって?ウィッシュ」


ウィッシュ「ええ、そういう訳で忙しいの、失礼するわ」


(通り過ぎようとするウィッシュの腕を掴む)。


キリア「酷いじゃないか?私のことを袖にしておいて。


     その男は自分と君の立場を分かっているのか?魔女族の長たる血族の君と


     釣り合うのは…財界でやっていくのは大変だって分かって居ないんじゃないか?


     現実と戦って来た君と違う。並の男じゃ、すぐ尻尾巻いて逃げてしまうんじゃ


     ないかな?」


ウィッシュ「止めて!」


キリア「止めないよ!そうやって考えたら俺以外に君の環境に合う男が居るか?


     俺なら君の境遇も受け止めてやるよ!そして逆に俺の嫁として唯一相応しい


     家柄と実力の女だ。君に似合う男は俺以外に居ないだろう?」


ウィッシュ「止めて!どいて下さい」


キリア「いいや、どかない。君だって考えた事があるだろう?魔法族の中心部


     の派閥争いや、様々な争い。そういったものに巻き込まれてまで君を


     愛していると言える男が幾ら居る?君はすぐに捨てられるぞ!


     毎回毎回!君と比べられる男は、相当惨めだろうな!」


ウィッシュ「どかないなら、もう行くわ!」


キリア「そうはいかない!幾ら君の魔力が強くても、男の力には敵わんぞ」


ウィッシュ「何?止めっ!」


(ウィッシュを無理矢理抱き寄せてキスしようとする)。


(パーンと盛大に音がして建物をアップにする)。


(涙を流しながら、ビンタをしたウィッシュ。叩かれた頬を掴むキリア)。


ウィッシュ「もう止めて!あなたは私を愛してなんてない!自分の欲しい機能が


       揃っているおもちゃが欲しくて駄々をこねているだけでしょ!だけど


       私は生きているのよ!私を人として扱って愛してくれる人が欲しいの!


       そして見つけたの!もう、私に付きまとわないで!」


(言って立ち去るウィッシュ)


(呆然と頬を抑えるキリア)


(震え出すキリア)


キリア「許さない…許さないウィッシュ…。俺の何が悪いんだ…」


キリア「…ぶち壊してやる…。これは親切だよ。ウィッシュ。


     これから起こることを教えてやるんだから」


(下卑た笑いを浮かべる)


(間のコマ)


(結婚式当日)


(ヨシュアとウィッシュとプランナー)


プランナー1「では、いよいよ明日ですね。早いですが、セッティングは、もう済んで


        おりますので、一度会場の確認を」


(ドアを慌てて開けて人が入ってくる)


プランナー2「大変です!」


プランナー1「何!?今、会場の確認を」


プランナー2「ですから!会場が荒らされてます!」


プランナー1「えっ!」


(廊下を走る足アップの描写)


(バン!と扉を開ける)


(ぐちゃぐちゃになって床に捨てられている料理や飾り)


(青くなるウィッシュ)


ヨシュア「酷い!」


ウィッシュ「これは…これじゃあ式は…」


キリア『聞こえるか?ウィッシュ』


ウィッシュ『キリア!?私だけにテレパシーを…』


キリア『大変なことになってしまったようだね?だけど、君が悪いんだよ。


     君が彼を不幸にするんだ。俺がやらなくても、この場でなくても


     今後も君は、誰かから様々な妨害を受ける立場に居る。


     今後もこんなことが起こる。彼を不幸にする。君は一度は考えた


     はずだよ』


ウィッシュ『…』


ウィッシュ『こんな日に・・・こんな事をされる女。普通じゃないわ…今後も…


       私と居たらヨシュアは巻き込まれる…私と居たら…』


ウィッシュ「丁度良かったわね」


(急に冷たい表情で喋るウィッシュ)


ヨシュア「えっ?」


(ヨシュアを置いて歩き出す。ウィッシュ)


ウィッシュ「誰がこんなことしたか分からないけれど、丁度良かったわ。


       私も本当は、貴方なんか私に釣り合わないと思っていたの。


       これで結婚式は出来そうもないし、貴方と別れる良いきっかけに


       なったわね。別れたかったんだけど、あなたモテなかったみたい


       だから言いづらくて。ついつい、ここまで来てしまったわ」


ヨシュア「…嘘だよ」


ウィッシュ「嘘じゃないわ。知らないの?」


(冷たい顔で振り返り、上から見下ろすような表情)


ウィッシュ「私、魔女なの。…別れましょう?ヨシュア」


(再び振り返り歩いて行くウィッシュ)


ウィッシュ『このまま…ヨシュアに嫌われて別れれば…


       ヨシュアは、今は不幸でも幸せを掴める…このまま…演技を


       続ければ…。今はまだ泣いちゃ駄目…。手よ!震えないで!』


ヨシュア「それでも嘘だよ」


(ウィッシュの背中から抱きつくヨシュア)


ヨシュア「君は嘘がヘタだな。もう、分かっているんだ。ずっと一緒に


      居て…君がどんな時に嘘をつくか…もう分かっているんだ」


ウィッシュ「う…嘘じゃないわ」


ヨシュア「ボクが何も知らないと思うの?君が苦しんで来たこと知らないと


     思った?」


ウィッシュ「ヨシュア…」


(ヨシュア、毅然とした表情をする)


ヨシュア「ボクは弱虫だ!すぐひよるし、何でもすぐ怖がる!君と比べて


      優秀でもない!自信がないから、君に頼って貰いたい!


      君に甘えてもらいたい!でも君は決してボクに負担を掛けさせない。


      それがボクは悲しい!君は誰よりも優秀な人だ!だけど、誰よりも


      馬鹿な人だ!」


ヨシュア「ボクは君に守って欲しいんじゃない。弱いけれど、泣き虫だけど…


      それでも、君に好かれてボクは希望が持てたんだ。君が居てくれ


      るから強くなれた。ボクは情けない奴だけど、君に守られなくても


      強くなれる!君が言ってくれたら強くなれるんだ。だけど、その為に


      必要な言葉は別れるって諦めの言葉じゃない!そんなの二度と


      言わないで!言って!ウィッシュ!君の言葉を!君の本心を聞きたい!」


(泣いてしまうウィッシュ)


ウィッシュ「ヨシュア…」


ウィッシュ「…一緒に・・・居て下さい・・・。一緒に居れば居るだけ・・・好きなのに


       貴方を傷つける存在のようで怖いの…。だけど…それでも思ってしまう。


       貴方と一緒に居たい!」


ウィッシュ「貴方とずっと一緒に居たい!好きなのヨシュア」


(毅然とした顔なぞ崩れて、情けなく泣くヨシュア)


ヨシュア「良かった…。そうじゃなかったらどうしようと思ったよ!


      も…もう、絶対止めてよね。そういうの!」


(泣きながら抱き合う2人)。


(回想終了)。


ウィッチ「えっ?それで?結婚式ボロボロでどうなったの?


      そのキリアさんとか…」


ウィッシュ「キリアは、魔法警察などに抑えられるような身分じゃなかったので


       もっと別の方法で対応した。ヨシュアの勧めで、長老様達にご相談して


       苦労して困っていることを相談したら、つっぱねられると思っていたのに


       皆で協力してくれて、キリアにこれ以上の事をしたら上から制裁を加える


       という様に内々に通達してくれた。私は感謝して長老様達に仕え、今は


       とても仲良くして貰っています。結局この時期私は追い詰められて、


       悪い方悪い方に選択枝、誰にも頼らなかった。その状況を断ち切って


       くれたのがヨシュアなの。まあ、皆の前では恥ずかしくて言えないけ


       れど、おばあちゃんあの人が居なければ生きていけないわ。


       だけど、おじいちゃんは未だに、私に見合う男じゃないなんて言われても


       ニッコリ笑って流してくれるのよ。そんなことが出来るなんて相当器の


       大きい男じゃない?」


ウィッチ「おじいちゃんがおばあちゃんが言う程、良い男かどうかは兎も角


      意外にもおばあちゃんがおじいちゃんにベタ惚れだということだけは


      分かりましたわ」


ウィッシュ「ちょっと、良い男でしょうが、訂正なさいよ」


ウィッチ「あ~!もう!はいはい!ノロケないで下さいな。…でもちょっと…羨ましい


     ですわね」


ウィッシュ「そうね。貴方もシェゾさんを大事にしなさい。旦那様になって


       下さるように。そして、その後は努力して仲の良い夫婦になるように」


ウィッチ「も~う!すぐそういう風にプレッシャーかけるんですから!」


ウィッシュ「はいはい」




そんな感じの話し。