
先日の土曜日またまた羊の毛刈りをしてきました。
こちらは実は高野食堂でペットとして飼っている羊

前から暑くなる前に毛刈りをさせてもらう話をしていて、まあ押さえてもらえば大丈夫か

なんと「忙しいから頼むわ、勝手にやっていって」って言われちゃって


これは別の日の写真ですがこんなにもこもこした

しかもバリカンなんてないので普通のハサミでチョキチョキきることに

まだ甥っ子のシェフがいるから手伝ってもらえばいいやって思ったけど5時からのお客さんが来るから手伝えないらしい ど~すんだ
たまたまお店に来ていたもう一人の友達を道連れにして押さえ係に採用
さて羊さんを横に寝かせてもらい、いざチョキチョキ開始
子羊が心配してべぇ~べぇ~と鳴いて周りをうろうろ
最初はかわいいとか思ってたけど、だんだんうるさくなってご近所迷惑が心配に
とにかく早く切ってあげなくちゃね
でも前に切らせてもらったところと違って外で飼っているから
毛の中や皮膚に砂利が混ざって切りにくい
しかも毛の脂が酸化して中のほうで黄色く固まり、さらに切りにくい
すごく風も強くて寒いし、素人二人でやるにはいくらがんばっても限度が
だんだん切る方も押さえる方もイヤになってきちゃってた
しかも半分はいいけど下になっている反対側はどうしたら。。。
しまいには子羊にぼりぼりガリガリ齧られながら
チョキチョキ
そのとき予約のお客さんらしき人が来て「あ、羊だ」とかいって
興味津々な雰囲気でこちらに向かってくる。
「ど~せ、冷やかしでしょ」と疲れも寒さもピークに達して
すっかりやさぐれたおんちゃんたち。。。
ところがその人はなんとぷ~さんとゆ~ぽんご夫妻
札幌からまた食べに来たらしい
これはこれは飛んで火にいる。。。じゃなかった
偶然に会えたのが嬉しくってホッとしていたら
なんと事件が
その衝撃映像はこちら ←ぷーさんのブログで
ちょうど体半分まで切り終えた羊が逃げ出して、自分の毛を引きずる惨劇
ゆ~ぽんに反対に向けて寝かせてもらい、残り半分がんばって切りましたよ。
2時間かけて鼻水流しながら

子羊もお腹がすいてお乳を発見してかぶりつく我慢してたのね

頭の周りや細かいところまで手が回らず、しばらく経ったら毛も生えるし
あとは任せましょ、とこれで終了に
ぼろぼろでまるでドナドナな見た目だけど軽くなってスッキリしたでしょ

刈ったあとの毛は持って帰る予定でしたがあまりの汚れだったのでお返ししました。
これが目当てだったけど仕方ないね

そのあと日曜日にぷ~さんの同僚が来てたらしく
開口一番に
「中途半端に毛を刈られた羊がいてね


2時間もこんな思いをしてまでの結果が「中途半端」とは