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「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で第86回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたジョナ・ヒルが1月21日、独身貴族 DVDハワード・スターン司会のラジオ番組に出演し、同作のギャラを告白した。

 マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回顧録を映画化した作品。22歳のベルフォート(ディカプリオ)が、学歴もコネもないままウォール街の投資銀行へ飛び込み、斬新な発想と巧みな話術で瞬く間に成り上がり、想像を絶する破滅へと転落していく姿を描いている。ヒルは、ベルフォートのビジネスパートナー役を演じ、「マネーボール」(2011)に続いて2度目のオスカーノミネートに輝いた。

 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の予算は約1億ドルと言われているが、ヒルがオファーされた出演料は、米映画俳優組合による規定の最少額である6万ドルだったそうだ。それでも、スコセッシ監督との仕事はお金には換えられない、なにがなんでも出演したいと考えたヒルは、「今夜にもサインする。今夜すぐ契約書をファックスして。製作陣の気が変わる前に今夜すぐサインしたい」と語ったようだ。ちなみに、米Deadlineによれば、主演とプロデュースを務めたディカプリオのギャラは約1000万ドルと見られている。http://www.dvdsyoppu.jp

 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」はヒルの助演男優賞のほか、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞の5部門にノミネート。1月31日日本公開。