オリオールズ戦の試合前に始球式を行った。主の指示に従って見事な“投球”を披露したデコピン
23日(同24日)に行われたフィリーズ傘下1Aスレッチャーズとブルージェイズ傘下ダニーデンの一戦。スレッチャーズの新しいバットドッグとなった、10か月のルーシー・メイは今回初仕事を迎えた。相手チームへバットを届ける“初任務”に向かったが、トレーナーの指示を受けて走り出した矢先、バットを素通りして相手ベンチへまさかの“乱入”。
トレーナーはバットを放り投げて拾うように指示を出したが、これも無視してフィールドを爆走し、投球練習するピッチャーの後方でまさかの“粗相”。場内は笑いと歓声、時に悲鳴が聞こえながらも、ルーシーへ拍手を送った。その後も結局、バットを咥えることはなく、投手のボールが欲しくなかったのか、マウンドに突撃。時間が来て最後はトレーナーが紐を引っ張り、球場を後にした。試合後に取材に応じた飼い主によると、「あれはカオスだったわ……」と絶句