順不同系日記 ~じゅんふどうけいにっき~

順不同系日記 ~じゅんふどうけいにっき~

他力本願で生活向上を目指す
怠惰な「僕」の日記


近況報告


10/13 東京ディズニーシーにウキウキ行ってきました。

10/18 久々に更新再開しました。


そろそろ勉強をはじめようと思ってます。            


神社訪問備忘録 をひっそりと続けてます。

まだ工事中が多いですけど、ヨロシクです。


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「償い」 矢口敦子 



文庫本といえど、半日で読み終えてしまった。


443ページ。 決して薄くはない。




「人の肉体を殺したら罰せられるけれども、人の心を殺しても罰せられないんだとしたら、

 あまりに不公平です」


解説にも引用されている文章だが、まさにこの物語のテーマであり、普遍の問いかけだろう。


人は見てくれの加害にのみ固執し、その実、内面のダメージについては無関心ではないだろうか。


推して図るべし。 という言葉があるが、日常生活において他人を傷つけてしまってはいまいか?


そんな事、聞いてまわる訳にはいかないだろう。


最近の人間は、自分の殻に閉じこもりがちになっているくせに、外部世界には攻撃的だ。


ヤドカリが長い毒針を持っているようなものだ。


自分の痛みには敏感だが、自分が人を傷つけたことについては鈍感になっている。


声高にそのことを主張する人間に比べ、この小説に登場する人物は誰もが優し過ぎる。


しかし、それは心の中で叫んでいるに他ならないからだ。


みんな叫んでいる。 



とても秀逸な描写が、ページを捲る手を止めさせなかった。

「λに歯がない」 読み終わりました。


以前、「今まで最後まで読み終えたことがない」と書いた、森博嗣の作品。


「λ」は 「ラムダ」と読みます。


「λ<はい、ちょっと通りますよ 」 と読めないわけでもないが、ギリシャ文字だそう。





読み進めてくうちに、なんか違和感。 取り残されてるかんじ。 ページを飛ばして読んだか?


なんてこたあない。 これ、シリーズ物だったんだ。


そりゃ、途切れ途切れになるわ。


うん、そんな凡ミスをさっぴいても、さすが森作品……、疲れる。


このシリーズだけなのかもしれないが、いつもの軽妙なタッチが、ただの軽ノリになってる。


洒落た会話もない。ただの学園ラノベの延長のようだ。 期待外れ。残念。



つうか、「レタスフライ」どうした!? やっぱり読み終えられなかったか。

100均に行って、カイワレダイコンを買ってきた。


2袋で100円。 


そんなに買っても食べきれないと思うが、それがデフォなのでしょうがないでやんす。


1袋だけ蒔いた。


そういや、以前バイトでやった荷物の仕分け作業を 「種蒔き」って言ったなあ。


軽やかな寒気を感じた。 ブルッ。 もう家計が苦しくてもバイトはしたくないもんだ。


順不同系日記 ~じゅんふどうけいにっき~


適当に蒔いて1時間放置の図。


げ、もう殻が割れてる奴らがいる。 強ぇ~。


恐るべし生命力。


10日後が楽しみなのだ。


最近、昔会った方々のその後を辿る脳内ツアーというものにハマってます。


簡単に言うと、頭に浮かんだ友達や知り合いの名前をポチポチPCに打ち込んで


検索してみようっての。



ちなみに僕の名前は結構エライ人が多いらしくて、googleでいくらページを


めくっても引っかからなかった。


人生そんなもんだ。



とまあ、つらつら検索したるに。 結構見つかるもんですね。



石垣島で出会った彼は、内地を経由したあと宮古島にいる。


山梨で出会った写真家は、東京にいました。


同じく、山梨で一緒に働いていた劇団員は、実家福島の和菓子屋を継いだという。



そんな遊びの中で、検索しても見つからなかった人のシッポをとうとう捕まえたよ。



順不同系日記 ~じゅんふどうけいにっき~

検索のヒントは、この手作りの「シュラフ星人」



出会ったときに、僕のハンドルネームと共に、この人形を貰った。


もう10年ちょい前かな。 東北の港に向かうフェリーの中で拾われました。


これから泊まるところを探すんだ、という僕を彼氏の家に招いてくれたのです。


ちっちゃなバイクに乗って、奈良から東北へ。


2、3日お世話になって、僕は東北の旅に出るために彼女らと別れた。


またの再会はそれから3年後くらいだったかな。


旅の浮き草みたいな僕にとって、着実に生活基盤を作っている彼女らが


羨ましかった。



まだ相変わらず、東北の都に住んでいるようだ。


ネコも飼っているのか。


あの彼と結婚したみたいだね。 おめでとう。



元気ですか?  また会えるかな。

7月に結婚した親戚夫婦が、グアムに新婚旅行中だと風の便りで知った。



なんとまあ。 教えてくれれば少しの餞別でも包んだのにな。


なんとまあ。 親戚甲斐(?)のないやっちゃな。



てな羨望の気持ち見え見え丸出しなわけですが、こうしちゃおれん。


彼らが常夏の島グアムにいるうちにメールしなきゃ。



「水着ギャルの写メよろしく」


すごいね、届いたよ。 さすが孫くん。



30分後。


「水着ギャルです」


ワクワクした。



……あれ? 貴様の嫁? しかもノーメイク?


目の前のそれ。 そう、ソフトクリーム、ウマイっすか?


何気に服着てるし……。



海外からケンカ売られたのは初めてだな。 あはは。