毎年、桜の季節が終わる4月中頃はそわそわするようになりました。そう、タイトルからもまるわかりですね。ミッドナイト念仏です!
ブログで紹介するのも4回目。
今年も参加してきました。ポクポクしてきました。
ミッドナイトとは言えない明るさ。
仕事帰りに張り切って知恩院へ行ったのですが、ミッドナイト念仏は午後8時からって事に山門へ向かう途中で気づきました笑
いつも途中入場でポクポクしてたので、もう6時くらいからやってると勘違いしてたのです。アホぅ。
でももうすでに石段下に並んでいる人が多数。このまま並んでいればミッドナイト念仏が始まる前の供養法要とやらに参加できるかも!ポクポクが始まる瞬間を体験できるかも!
列に加わりました。そしてラッキーなことに供養法要に参加できました。本当にラスト2人とか3人くらいの中に入れました!
暗がりの三門の中に入ると僧侶の方たちの念仏が始まっていて、そこはすでに奇妙で不思議な空間。20人くらいかな?選ばれし僧侶たちの見事にシンクロした念仏。
前にはギョロっとした目の仏像がいくつも並んでいて、まるでその仏像たちが唱える念仏が響いているようにも感じて、奇妙さ、不思議さ、もう倍増。
全員で唱えていた念仏が、途中、ソロ念仏になったり。1人が唱えた念仏を、その後にみんなで唱えたり。テンポや抑揚。リズムを刻みたくなりました。
まさに、心に響くお念仏。
今まで途中入場していたけど、これは、この始まりの念仏を聞いてこそのミッドナイト念仏なのかもと思うくらいでした!
僧侶の方たちの念仏が終わると、いよいよミッドナイト念仏、みんなのポクポクスタートです。ただひたすらに、木魚を打ち鳴らします。ポクポクの音が三門内に、三門の外に鳴り響く。
今年はリード木魚に逆らって、自分のテンポで木魚を叩いてみたりしましたよ。その方が自分のポクポクの音がよく聞こえて良かったです。でもやっぱりいつの間にかリード木魚のテンポに笑
あの空間、あの時間。
ふと、客観的に見てみると、この奇妙すぎる空間はなんだ?って思ったりもするけど、念仏と木魚の音に、見事にかっさらわれますね。
始まりの瞬間を体験できたので、そうなると終わりの瞬間も味わいたいわけで。2020年の4月18日が土曜日なんですよねぇ。
その時、まだ京都に住んでいたら頑張ってみよう!