古くは江戸時代から続く老舗日本茶専門店でも、
最近、若者向けにカモミールやミントなどのハーブ混入の煎茶や、
着香された茶や、
茶以外の菓子類(原材料に茶を使用)を売る店舗が増えてきたように思います。
地元の老舗日本茶専門店は、何年か前から若い女性の方がスタッフとして加わったようで、地域イベントにも積極的に出店されてたり、若者向けの商品もいろいろと考えられているようす。
時代の流れに沿って消費者に受け入れられやすそうな売り方に切り替える考え方は、
売り上げを上げるための手段としては有効かと思います。
が、日本茶好き人間の個人的な意見を申しますと、
老舗である「日本茶専門店」という名の下に、ハーブ混入の煎茶を売ったりだとか言うのは・・・・
もはや純粋な「日本茶」とは言えないのではないかな。と思うのです。
例えば、ハーブティーが好きな消費者が「緑茶にこのハーブやドライフルーツを入れて飲んだら美味しいんじゃないかな」と試してみるのは、一種の「ハーブティー」としてはアリだと思います。
けれども、それは消費者が自分の好みに合わせてアレンジすれば良いと思うのです。
緑茶・紅茶・烏龍茶・ハーブティなどの総合的なブレンドティー専門店であれば、
いろんな柔軟な売り方をしても問題ないかもしれませんが、
「日本茶専門店」の歴史ある店がそれをやってしまうと、
「老舗」でも「日本茶専門店」でも無くなってしまうような気がします。
新しきを取り入れる柔軟さは必要だと思いますが、
残すべき「伝統」と「プライド」の部分は、守り通して頂きたいとおもいます。
そして、
純粋な「日本茶」が、完全な無糖飲料であること。
急須で淹れるお茶を常飲することが、生活習慣病の予防に大いに役立つこと。
日常的に飲んでも、殆ど身体に害はなく、正しい飲み方をしてもらう以上は大変身体に良い民間薬になるということ。
日本で古くは奈良時代から生活に取り入れられていた記録のある茶が、日本人に一番馴染みのあり飲みなれた飲み物です。自国のものを身体に取り入れるということは「身土不二」の精神にも適う事です。
「さっぱり味が良い」「濃いお茶がすき」「苦めのお茶がいい」などの味の好みという意味の「嗜好品」ではあると思いますが、
たまに飲む為の「嗜好品飲料」としてしまっては、あまりにも勿体ないと思います。
日本茶の良さとメリット・デメリットをしっかり消費者に理解してもらった上で、
興味をもってもらい、日常的な飲料として定着させていけるように、魅力的な売り方をして頂きたいなと切に思うわけなのですが・・・
それは、かなりの難題をムチャ振りしている自覚はあります
ですが、あくまでも「日本茶専門店」であるのならば、
「日本茶」の枠から外れずに
「純粋な日本茶」を消費者に広めてほしいと思うのです。
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と、久しぶりに日本茶についての思いのたけをブログにてぶつけてみました。