ジェームスのブログ

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(東洋経済オンライン)

 東京だけでも、星の数ほどあるホテル。どれも大差ないと思ったら、大間違い。一歩足を踏み入れれば、そのホテルにしかない、魅惑のストーリーが展開している。

 レジャーとしてのホテルを知れば、より日常が楽しくなるはず――。この連載では、注目のホテルの総支配人を訪ね歩き、知られざるホテルの物語を発掘していく。

 JR東京駅八重洲北口から数分。近代的な空気が漂うホテル龍名館東京は、明治32年創業の旅館が発祥の老舗ホテルである。

 関東大震災による焼失、太平洋戦争後の再建を経て、1968年に?ホテル八重洲龍名館?を開業。それをもう一度スクラップ&ビルドして、モンスタータービン Pro レブロン13 009年に現ホテルがオープンした。

 新ホテルは内装を一新して最先端の設備を入れ、駅チカ立地と和テイストが受けて、高稼働を続けている。独立系の宿泊特化型ホテルとして、老舗から一気にトレンドの先頭を走るこのホテルの人気の秘密を、水野豊総支配人に聞いた。

ユニクロに共感するワケ

――旅館だった「龍名館」がホテルとして生まれ変わりました。新ホテルのコンセプトを教えてください。

われわれのコンセプトは「東京駅前の宿泊専門店」です。

街の旅館を系譜するホテルである、というのがわれわれのルーツであり、軸です。立地はまさに東京駅前で、そこにある宿泊の専門店として、旅のコーディネーションの一角を担う。お客様の旅をよりクリエー ティブにしていく。

たとえばユニクロ(ファーストリテイリング)の柳井社長も「われわれはファッションの“パーツ”を売っているのだ」とよくおっしゃいます。つまり、全身をコーディネイトするのではなく、ある部分において貢献するのだと。ホテルも、お客様が自分らしい旅をするためのパーツのひとつだと思います。

プロがパッケージした旅を買うのでなく、お客様が自分自身で旅をコーディネートするように、時代は変化しています。われわれはターゲットを明確にセグメント(限定)していません。自分が気持ちよい旅をコーディネートしたい方たちに選ばれるホテルでありたい。


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