美しい物に魅かれるのは、美しいことなのだろうか?
対象が物とは限らないが、
所詮それらは、美しさに憧れるだけの、
非美しいものにすぎないのだろうか?
世界中の美しい物なんかは、
ほとんどがお金をはらえば買えてしまう。
料金は割高かもしれないが、
値段があろうがなかろうが、買う事ができてしまう。
その発想自体が、愚かで全く美しくは無いかも知れないが、
そうなると美しさとは一体なんだ?
愚かしさが近づいてくる、止り木の様な物か?
それではまるで、ゴキブリを取るための罠のような性質。
中にはそれが美しく感じる強者もいるかもしれないが、
いかに美しい存在が美しくあり続けても、
それが与える影響はなんとも浅薄な、
価値観でしかないではないか?
どんな発明よりも尊く、何者にも汚染されない、
本当の美しさとはあるのだろうか?
そしてあったとして、それはなんなのだろう。
…………
と、そんな事を考えさせられる、今日この頃、
「じゃあ帰る方向同じだね」と言ったのが切っ掛けで、
彼女とは一緒に下校することになった。
我ながら利口な、作戦だ。
卒業する前に、なんとか彼女のそばにいたいと、
かなり遠回しに、神に懇願したが、
卒業どころか、その日のうちに、
登下校を共にする仲になれた。
お互いの呼吸を繋ぐような、軽快な会話が続き、
地元の方々がみれば、おおよそは付き合ってると思うと思うと思う。
そんな事実は今のところ無いのだが、思うとは思う思う。
そして思え、存分に思えばいいさw。
選ぶ着衣の種類もかわり、
もうすっかり春の最中。
外の温度も、もう大分過ごしやすくなってきた。
季節が、桜の花びらを地上に提供してくれると、
心まで晴れやかにされる。
ここまで晴れやかだと逆に心配してしまう。
この後、交通事故でも起きないだろうか、
地元で色々と問題になっている、陸軍基地の横を通るのは、
安全だからと思っているが、自分で思っているだけで、
調べるような事はしてはいない。
彼女と一緒に帰るのが成功したが、別れた後は、
結局の所、バスで帰ることになる。
おかしな話だが、僕の家は学校から彼女の家の更に倍は離れていて、
特に歩きたい気分でもなければ、最初からバスで登下校した方が効率的だ。
乗客に紛れて、バスに乗り込みお金を払うと、すぐまた思い出させる、
美しさとはなんなのだろう?
僕が彼女と別れた後にバスで、
帰ってる事を知ったら彼女はなんと思うのだろう、
僕としては、彼女の隣を歩きたいだけなのだが、
それは彼女からはどう思うんだろう。
空いた座席に座ると知らない内に眠ってしまったようだ。
ほぼ顔見知りの、親切な乗客に起こされて、バスを降りる。
とても眠いが我慢するより他は無い。
共同部屋の決められた位置につくと、
海岸を飛んでいく、かもめが夕日越しに光って見え、
横になって、眠ると決めると早かった。
【後書き】____________________
ありがとう御座いました。
決してこの子はナルシストな訳では無いです。
物理的な潔癖症なだけで、
差別的な嫌悪感を他人に抱いてる訳では決してないです。
どーでも良いけどね、一様考えてる事がありましてね。
英単語を覚える目的で作ってます。
問題編も読んで頂けると意図が、
理解していただけると思います。