こんにちは、特別支援教育に携わって10年目のうさぎです🐰
今回は、特別支援教育の基本テーマ「知的障害とは?」について、子どもの具体的な様子や支援の工夫と一緒にわかりやすくご紹介します。
💡知的障害とは?
「知的障害」とは、知的な発達に遅れがあり、日常生活の中でサポートが必要な状態のことです。ポイントは以下の3つです。
✅1. 知的機能に困難がある
例えば「考える」「理解する」「判断する」などに時間がかかる状態。IQ(知能指数)で表すとおおよそ70以下が目安とされています。
✅2. 日常生活に支援が必要
言葉やルール、身の回りのことなどが一人では難しく、生活面での支援が必要です。
✅3. 発達期(18歳未満)にあらわれる
小さい頃から「ことばが遅い」「集団行動が苦手」など、発達のつまずきが見られます。
👀子どもたちの具体的な様子と支援のヒント
知的障害といっても、一人ひとりに個性があります。以下に、よくある様子と支援の工夫を紹介します。
🗣️ことばがゆっくり
✏️よくある様子
・単語だけで話す(「おちゃ」「あれ」など)
・質問されても黙ってしまう
💡支援のヒント
・絵カードや写真を使って伝える
・「おちゃ、ちょうだい」など決まった言い方を繰り返し練習
・言葉が出たらすぐほめて、成功体験を積み重ねる
🧩ルールの理解が難しい
✏️よくある様子
・すごろくで順番を守れない
・遊びの中で突然怒ったり、泣いたりする
💡支援のヒント
・一緒にルールを“目に見える形”で確認(絵や写真、ジェスチャー)
・「1番目は〇〇くん、次は△△ちゃんだよ」と言葉と視覚で説明
・少人数での練習から始めて、自信をつける
⏳集中が長く続かない
✏️よくある様子
・5分も座っていられない
・次の活動が気になってうろうろする
💡支援のヒント
・タイマーやカウントダウンで見通しを持たせる
・活動時間を短く区切って「できた!」を増やす
・終わったら好きな活動を入れるなど、動機づけを工夫
🧠IQだけで判断できない力がある
IQはひとつの指標ですが、それだけでその子の可能性は測れません。
たとえば…
- 折り紙がとても上手
- 歌をすぐ覚える
- 誰かが困っていると気づける優しさがある
こんな力を見つけてあげることが、支援の出発点になります🌸
🧭知的障害は“治す”のではなく、“伸ばす”支援が大切
知的障害は病気ではありません。だから“治す”のではなく、「わかりやすく教える」「安心できる関係をつくる」など、まわりが工夫することが子どもの成長につながります。
🌼おわりに|その子のペースを信じて
知的障害のある子どもたちは、「ゆっくりだけど、確実に育っていく力」を持っています。
支援がうまくいくと、
・できなかったことができるようになる
・笑顔が増える
・友だちとの関係が少しずつ築かれる
そんな小さな一歩が、子どもも大人も幸せにしてくれます。
📘次回予告
次回は「特別支援教育とは?通常の教育との違い」をテーマにお話しします。お楽しみに♪
✉️コメント大歓迎!
「うちの子はこうだったよ」「こんな工夫がよかったよ」など、体験談もぜひコメントで教えてくださいね🌈