1985/9/4 熊本市体育館 ジャガー・大森vs小倉・小松 ダンプが大森を極悪に引き入れ | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

Evito-X-PuroさんのYoutubeより

1985/9/4 熊本市体育館 ジャガー・大森vs小倉・小松

(33:00くらいから~)

 

(↓AIでフルハイビジョンに変換した動画です。試合部分のみ抜粋)

 
この試合は極悪同盟の試合ではありませんが、ダンプが途中に乱入していますので見ていこうかと思います。
 
 
ジャガー、大森組と、小倉、小松組の対戦です。実力的にはかなり差がありますが面白そうな組み合わせです。
 
 
この頃の大森は、ヒザの調子がいまひとつ。
髪の毛は金髪とまではいかないですが、かなり染めています。
ダンプとは違ってオシャレ感覚(?)でやっているんだと思われます。
 
 
ジャガーが華麗な技で攻めます。ボストンクラブのような体制になったところで、極悪が突然乱入です
 
志生野アナ「おっと、どうしたんでしょうか」
志生野アナ「リングサイドにまた極悪同盟が姿を現しております」
志生野アナ「これは一体、どういう意味なんでしょうか?」
 
 
志生野アナ「宮本さん、極悪同盟の一味がリングサイドに姿を現しました」
宮本「陣取りましたねぇ」
志生野アナ「この一戦、どちらにも無関係でしょう」
 
 
ブルもコンドルも、ダンプが何を次になにをするのか分からずにウロウロしているように見えます。
 
志生野アナ「暴れるだけ暴れて、何か控室に引き上げてくれて」
志生野アナ「私たちホッとしたんですけど」
志生野アナ「このダンプ松本がなんとリングサイドに姿を現しまして」
志生野アナ「またゆっくりと回り始めました」
志生野アナ「お客様もリング上の試合どころではない!!」
 
ここで技をかけられている大森を助けに(邪魔しに?)、ダンプがリング内に入ってきます。
 
 
大森に技をかけていた小倉に竹刀攻撃。
 
 
小松にもドサクサに紛れて攻撃。
ということはダンプは大森の味方??
 
志生野アナ「おおーっと、入っていった、入っていった!!」
志生野アナ「なんで入っていったのか?」
志生野アナ「なんでダンプがこの試合に乱入するのか?」
志生野アナ「わかりません」
志生野アナ「宮本さん、解説者としてこの事態をどうご覧になりますか?」
宮本「ちょっと理解できないですねー」
 
 
宮本「それで襲ったのは、小倉・小松のチームを襲いましたよね」
志生野アナ「しかもねー、また大森ゆかりに対しても竹刀で挑発していますでしょ」
志生野アナ「これが分からない」
 
 
志生野アナ「試合をめちゃくちゃにしようという意図なんでしょうか?」
志生野アナ「今日のダンプ松本はちょっと異常です
宮本「かつてあのー、以前にですね、松本が大森に極悪同盟入りのラブコールを送っていると」
宮本「そういうことがありましたね」
 
「竹刀を取れ」と無言で圧力をかけるダンプ。
 
(「なんなのあいつ~」みたいな表情の大森(笑))
 
宮本「今も何か『竹刀を出して使え』というそういうジェスチャーをしてますよね」
志生野アナ「しかし大森には全くそういう気持ちがないでしょう」
志生野アナ「いま大森に対してジャガー横田が『一体どうしたの?』と聞いてますよ」
宮本「そうですね」
志生野アナ「大森も迷惑してますよ」
志生野アナ「2人はこの極悪同盟の乱入が何のことなのか全くわかりません」
志生野アナ「もちろん放送席も分かりません」
 
 
志生野アナ「いやー」
志生野アナ「どうしたんでしょうか。『カエレ!!』コールが巻き起こりました」
志生野アナ「せっかくの好試合が中断されております」
志生野アナ「先ほどからこの第六試合と今日のメインエベントに関しては、極悪同盟の乱入はない」
志生野アナ「ひとつ、じっくりとファンの皆様にリング上の熱戦をご覧いただきたいと」
志生野アナ「こう私が申し上げた途端であります」
志生野アナ「どうして控室から出てきたんでしようか」
志生野アナ「ダンプ松本、なにか精神構造はモンスター・リッパーと一緒ですね」
志生野アナ「レフェリーをやりながらレスラーになるというね」
志生野アナ「ダンプ松本は控室で休んでいて、急にまた試合に出てくる」
宮本「いま引き上げていきましたけどね」
志生野アナ「何だったんでしょうか、全く分かりません」
 
このような感じで中途半端な乱入に終わりました。
せめてマイクパフォーマンスが出来れば・・!!
残念です。時代的にしかたなかったのかも。
 
志生野さんも「分からない」「理解できない」と話していますが、明らかにダンプが大森を極悪に入れようと画策していることは明らかです。そういうパフォーマンスです。
 
志生野さん、もうちょっと意図を汲み取ってあげましょうよ~。
 
髪切りデスマッチのときも、替え玉レスラーをうまく実況できなかったのが残念ですしね。
時代が時代なので選手と実況者の意思疎通ができないところは仕方がないのですが、この場面は盛り上がり要素が多くあっただけに残念な感じです。
 
もしダンプが志生野さんに伝えていたら、もっと面白い実況中継、盛り上げが出来ていたでしょう。
「おおーっとダンプ松本が大森を極悪に入れようと画策しているぞ」と、古舘伊知郎のように煽りまくって実況するでしょうね。
プロレスは選手間同士の対立構造が面白いわけですから。
選手間での裏のストーリー的な駆け引きはあまりしていないようで、当時の全女らしいといえば全女らしいですが。
 
ということで、ダンプが大森を大いに挑発した試合でした。