1985/6/24に発売されたムック「青春革命」にブルのインタビューがありましたので引用してみます。
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ブル中野 極悪度120%になりしたいパンダです
中野恵子●身長177センチ体重80キロ・昭和43年1月8日生まれ 埼玉県川口市 出身●星座山羊座 血液型B型
中学一年で新人オーディションに合格するという体力の持ち主。卒業までの間は水泳や柔道で大活躍。58年9月戸田でデビュー。同期の中ではズバ抜けた肉体を武器に新人王戦 で小倉に圧勝。59年3月のジュニア争奪戦では負けたものの、58年9月の再戦ではみごと王座を奪取し、そのケタ外れのパワーぷりを誇示した。小倉とは周囲からもライバルとして見られ、試合では緊張感のあるいい試合を展開していたが、ダンプ松本の極悪同盟に入ってからは素晴しい成長を遂げ、すでに松本とのタッグではメインエベント、ダブルメインエベントとに常に出場する躍進ぶりだ。
気の良さが災いするかと思いきや、松本の片腕となり連日猛威を奮ってクラッシュや大森・・・などの成長ぶりは逞しく、今後が楽しみな一人だ。
抱負 ダンプさんの足を引っ張らないよ うにもっともっとワイルドになる事がイチ番だけれど、一つ一つの技をもっと完璧にする事や、スタミナをつける事も忘れては ならない課題です。
タッグを組みいつも試合をするたびにダンプさんのかけ引き、技のタイミングなどには感心させられてしまいますし、勉強にもなり充実はしています。 2人でベルトを取れたらもう最高!
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この頃のブルは55年組の先輩たちについていくので精一杯でしたが、同期の中で飛びぬけることができました。特に小倉との差がついたのが1985年です。なにせ3年先輩のクラッシュや大森、そしてダンプと一緒にメインに出られたことが大きいです。
この成長があったからこそ、後に「女帝・ブル中野」と呼ばれる世界最高のレスラーの一人になるわけですから、非常に恵まれた環境にあったといえます。
この頃からダンプとは違い、体重ではなく「技」ひとつひとつに磨きをかけていきたいという心構えがすでに見られます。
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