1985/3/10 リングスター vol.24 春・初夏号 | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

1985/3/10に発売されたリングスターを見ていきます。

例によって極悪のみです。

 

 

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クサリ、鉄バイブ、シナイ――これが極悪同盟の三種の神器。 この凶器攻撃で何人の選手の 血が流されリングを染めたことだろうか。
「勝つためには手段を選ばず」そして自から "地獄の使者"を宣言して「御意見無用」がモットー。
広島県でこんなことがあった。試合を終えて帰るダンプに男性のお客さんが、いきなりビンタをくらわせた。お客さんの不意打ちにぐっとひとにらみしたダンプの太くて固い腕が一振すると、そのお客さんは3mほど振っとんでしまった。その翌日の試合場の警察に「ダンプに要注意」という手配書が回り、私服の刑事が警備につき、お客さんに絶対手を出さないようにと特別指示をするありさま。
「クラッシュなんて、どうってことないさ。 ちゃらちゃら歌など唄って・・・。目標はジャガーとデビルを倒すこと。必ずやっつけてやる」 クラッシュの飛鳥、長与とは同期生だけにライバ ル意識は人一倍強い。極悪同盟のドンとして外人組とも同盟を結び、いまやその勢力は日ごと大きくなっている。 「極悪軍団で全タイトル奪取」という極悪旋風はどこ まで続くのだろう。 

本名 松本香 昭和38年11月11日 生まれ。埼玉県熊 谷市出身。53年女 子プロレス入り。 88年1月飛鳥を破って全日本王座に つくも同年6月飛 鳥に奪還される。 得意技 ボディ アタック、ヒップ ドロップ、ラリア ート、絞首刑。
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細かく見てみます。

 

 

 

 

極悪同盟が軌道に乗って、絶好調の時期です。この「リングスター」のパンフレットはデイリースポーツが制作してようですね。「ジャガーとデビルまで潰す」と本当に本人が話したのか分かりませんが、大胆に書かれています。すでに人気、話題性の面では潰していると思います(^^;

 

 

続いてはクレーンです。

 

 

 

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身長ではジャンボ堀に僅か5センチ劣るが、100キロの体重を誇り、 女子プロレスNo.1の体力。この体をフルに使って、ぶつかってくるボディアタックは体そのものが文字通り凶器。軽量の長与千種など、この人間ボンバーに何度吹っ飛ばされたことだろう。
もうひとつ恐ろしいのはリングのエプロンを利用しての絞首刑。 首に太い腕を巻きつけ、横に振りながら吊すのだからたまったものではない。立野記代が失神して、しばらく気がつかなかったのだからダメージの大きさも分ろうというもの。
これだけワザを持っておれば凶器など使わなくても十分闘えるの に、形勢が少し不利になると凶器が飛び出してくる。
「相手を徹底的に痛めつけてやる。そのためには凶器であろうが、 なんであろうが使えるものは全部使うさ。 カウント5以内なら反則でもなんでもない」と豪語してい る。「クラッシュなんか目じゃないヨ。目標はジャガーとデビルを倒すこと。タイトルは全部極悪同盟でいただく」と、ぶっそうなタイトル奪取宣言をしている。

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細かくみていきます。

 

 

 

 

クレーンもこの時は絶好調。ダンプがブルと組むことが増え始めますが、やはり極悪といえば、ダンプとクレーンが顔であり、二大巨頭として君臨しています。

しかしながら、これが極悪同盟としては最後の選手紹介となります。

 

続いては中野。

 

 

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二月の九州サーキットの時だった。佐賀県有田町で突然「きょうからリングネ ームをブル・中野にします。よろしく・・・」と帽子を脱いで挨拶した中野の髪の毛は 半分がばっさりそられた異様なバンクスタイル。

リングネーム決定と同時にヘアスタイルも変えたのは、悪に徹する決意を現わしたため。自分でハサミを入れ、電気カミソリで刈ったあと、さらにカミソリを入れたという。半刈りなの は、まだ"半人前"ということらしいが、思いきったことをする娘だ。
リングネームのブルもブルドーザー、ブルドッグ、ブルファイター と三つの意味が込められているとか。全日本ジュニアのベルトを返還 一階級上の全日本に挑戦したが、極悪同盟にとって若い中野の加入は 大きい。三人で280キロの 超重量軍団は、いったいリ ングで何をしようというの だろうか。

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広報によると「自分でハサミを入れた」と書かれていますが、後年のブルの述懐では、「ダンプさんにムリヤリ剃られた」ということですね。当時はこんなことは書けるハズもなく、「思いったことをする娘だ」とまとめられています(^^;

また有田大会で「ブル・中野に変更します」と帽子を脱いで挨拶したというから、半ハゲ披露が諫早大会ではなく、テレビ撮りの有田大会なのか、どちらかは相変わらず分からずです。

 

 

 

裏面は極悪一色となっています。いよいよ時代が来たという感じです。ダンプは貫禄がつきましたね。

 

 

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