どうも。久しぶりです。

ピートシーガーが亡くなって、たくさんの人が追悼記事を書いてますね。
ブルーグラスやフォーク周辺の音楽を愛好するものにとって、絶対知っている名前だし、その功績は、本当に偉大だったと思う。

でも僕は、なぜか好きって思えなくて・・・。
なんか、まっすぐ過ぎるっていうか、正論過ぎるっていうか、まじめっていうか・・。
でも本当は、よく知ってるわけじゃなくて、最初からそういうイメージで、捉えていて、ちゃんと聴くことも無かったんだけど。
ちょっと上の世代の音楽だから、反発もあったかも。

まあ、ピートシーガーと言うと、そう言う感じだったのです。

ご冥福をお祈りします。


 明けましておめでとうございます。今年もこの裏ブログ、細々と続けて行く所存です。

もう数年前から、年賀状を積極的に出さなくなりました。一応100枚くらい買っておいて、下さった方にのみ、お返事を出しています。

 今の時代、親しい人とは、毎日のようにSNSでやり取りしてるから、わざわざ年賀状出す意味が見いだせない。それに、昔なら、あの人どうしてるかな?元気かな?とか、思いを寄せて1枚ずつ書いたけど、プリンターでガチャンコガチャンコ印刷して、ポストにポイで、おしまいだから、心がこもらない。この不景気に、ハガキ代も馬鹿にならないし、なんと言っても、郵便局に儲けさせるのがしゃくだ。

 と言うわけで、本年もよろしくお願いします。

dulcimer



 
突然だが、2004年1月1日にスタートした写真ブログ「今日の一枚」を止める事にした。もう少しで10年だから、それまでやろうかな、とも思ったが、ツアーでアップ出来ない日が多くなって来て、まとめてアップということが増えたので、毎日更新が事実上出来てないから、止めちゃうことにした。
10年前のネットは、ブログが流行り始めた頃で、SNSは広まっていなくて、掲示板にテキストで投稿が主流だったから、毎日写真を上げるって面白いと思ったんだけど、今やスマホでリアルタイムで写真がアップされる時代になったから、存在意味もないし、なんと言っても面倒くさいのだ。
というわけで、お疲れさまでした。自分!

これが最後の1枚。
http://hello.ap.teacup.com/applet/dulciman/20131123/archive

このブログも、いつの間にか無くなるかもしれません。
 カレンもラナも、むっちゃんも帰っちゃって、ちょっと寂しい、秋の空・・。

アミカのライブについて、浜田君がメールマガジンに書いてたから、
ここに書き留めておこう。
もちろん、本人の了承済み。とっても良い文章だと思う。

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■ カレン・アッシュブルックのライブを鑑賞

10/5、琴似「アミカ」にて、ハンマーダルシマー奏者のカレン・
アッシュブルックのライブを見に行ってきました。
音楽が、ライブが、また好きになりました。

一般的に、上手いとかテクニックがスゴイとか珍しいとか、もし
くは自分の楽器演奏の参考になるとか、そういう観点でライブを
見ることもありなのかもしれません。特にギターのライブではそ
れはありがちなことです。

しかし、少なくとも私は、「上手い楽器演奏家」を見に行きたい
わけではないのです。
カレンさんのような音楽の達人の演奏を聴くと、演奏そのもので
はなく、演奏者の背後にある偉大な音楽の流れ、先人たちの歴
史、文化の香りを味わうことに集中できます。大げさに言うと、
演奏者と同じ場所にいながらにして、時空を超えた世界に入り込
んでしまうのです。これこそが、ライブの魅力の真髄なんだと思
います。

誰が上手いとか下手とか、演奏者の能力に関することがまるでど
うでもよくなり、本当の意味で自由な音楽鑑賞ができるのです。
それは、ふと我に返って演奏者に注目すると当たり前のように気
づく、長い経験の蓄積、研ぎ澄まされた修練の結果、初めて可能
になることなのでしょう。

音楽の不思議な魔力、そしてそれを私たちに結びつけてくれた、
健さんを中心にした人の縁の力を感じる、とても素晴らしい夜で
した。こんな素晴らしいライブに誘ってくれた健さん、ありがと
うございます~!

浜田隆史の音楽情報誌『ライブ・ラギング』より(2013年10月9日発行)

このブログ、また随分放置してしまったな。

ブログは、誰が見てるか解らないから、ヘタなことを書けない。特に、表のブログ「打弦人生」は、いつも気を使って書いている。先日、ジャックでミカちゃんから、「健さん、気が弱いから、珍しく辛辣なこと書いてるな、と思っても、あとで直してあったりするよね~。」と、言われた。ムムム。はい、そうです。

だから、このブログ「のんきな生活」は、タイトルと逆の、のんきじゃないことを書こうと思って始めたんだけど・・。結局、大したことも書けずに、放置状態が続いてるってわけ。

さて、そんなわけで、ひさしぶりに書くのは、別に辛辣なことじゃないけど、カレンのこと。34年前、宝塚フェスで見かけたカレンアッシュブルック。僕は駒沢の学生で、バリバリのブルーグラス小僧だった。キャンプサイトを、ジャムを探してうろうろしてたら、何やら美しい音色が聴こえて来た。音のする方に、ふらふらと行ってみると・・弦がいっぱい張ってある不思議な楽器を外人の少女が弾いていた。その音色の美しさもさることながら、初めて間近で見るガイジンの女の子、真っ白で奇麗だな~と、しばしポーっとしたのだった。それがカレン、今54歳だから20歳。僕は19歳かな。

その時は、自分がダルシマー弾きになるとも、まさか北海道に住むとも思っていなかった!何となくバンジョーは一生弾いてると思ってたけど、将来のことなんて、これっぽっちも考えてないアホ学生だった。(あ、アホは今もだ。)

その後、大学を出て北海道に来て、26歳でダルシマーを始めて、今や、それが本職だもの。人生は解らない。そして、ダルシマーのCDをいろいろ買いあさる中で、カレンに再会した!わ、これは、あの時の少女!CDをこんなに出してる!すぐに一番好きなダルシマー奏者の一人になった。洗練されたアレンジ、美しい音色。しかもどこか泥臭さも残ってるカレンの音楽は、何度聴いても聞き飽きなかった。

そのカレンがいよいよ今週末、札幌に来る。しかも、僕も一緒に演奏する!たぶん、人生で一回きりの共演だろうな・・。
ダルシマー弾きののんきな生活-karen