前回は→その④
まずは形からという事で三本毛生太郎リーダーは登山グッズ専門ショップに行こうと考えました。ペンギン村には二つの人気ショップが有りました。一つはペンゴニアと、そしてもう一つは門ゲロという名前のショップでした。
両方とも素敵でしたが、生太郎は美人のペン子さんがお気に入りだったので、門ゲロで買い物をする事に決めました。
店に行くと、ペン子さん『頭に素敵な三本の毛が生えてますね』と言われました。
そのお世辞に気を良くした生太郎は格好つけて、フォーシーズン分の800万円分の買い物をしてゴールドカードをきりました。
この後の節約生活を考えると、毎日に梅干しに白飯だなと一瞬思いましたが、諜報部では元々節約の為と称して塩結びしか出ていないケチな倹約ぶりに気が付きまぁ良いかと考え直しました。
因みにペンギン村のペンギン達の頭の毛が三本の確率は80%なので、ほとんどのペンギンが三本毛が有るんですが、生太郎にはそんな事どうでも良いようでした。
たかちほ村はとても自然が豊かな村です。簡単には内部まで侵入できないのでした。しかし、そこは流石リーダーとも言うべきなのか、たかちほ村の中間地点にある、たかちほ峠までたどり着いたようでした。とても激しい山道に難儀しながら来た生太郎ですが、二つ目の山を下山しようと中腹まで来た時です・・・・・。
遠くの方から何やらヒュンヒュンヒュンヒュンッ!と音がするのです・・・・。
その音が何だろう?と目を凝らしてみるとそこには・・・・・
流石に鳥の一種だけあって目が良いので、遠くの豆粒ほどのその動く物の存在がドアップで見えたのでした。
その衝撃の物とは?
次回はその衝撃の正体にせまります!
続きは→その⑥