2013年に発覚したノバルティスホーマ社のディオバン事件

ARBという薬が、降圧効果以外にも他の薬に比べて脳卒中、狭心症、心不全等を大きく減らせる効果があるとの優位性を示した論文のデータが製薬会社主義で捏造されていたという事実が発覚しました。

降圧剤は数年前まではまず古くからある利尿率が第一選択で、次にカルシウム拮抗薬、そしてACE阻害薬という選択肢で処方されていました。この内ACE阻害薬は、日本人で空咳が出やすくなるという副作用が多く出ます。そこを改良して席を少なくしたのが、ディバオンをはじめとするARBです。新薬は薬価格が高い。昔から使われている利尿薬は安いものなら1錠6~10円ほどでした、3割負担の患者さんなら自己負担分は1錠あたり2~3円ほどです。一方でARBは一番安いディオバンでも薬200円:160mmg なため製薬会社としては安い薬よりも高い薬を沢山売りたいと考えたのでしょうね。そして捏造がされました。

~以上~

 

 

つまり、優位性がちっとも証明出来てなかったのにも関わらず売っていたのも問題があるかもしれませんが、この薬については更に問題が有りました。

 

その問題点を私は読みましたが、私個人は大変怖いなぁと思いました。

なので追記でその問題点を書いていきたいと思います。