今後の掲載として『私が見た世界という』シリーズを書いていきます。

 

これは相当先になると思いますが、ブログの傾向が少し変わると思います。

不思議は一層盛り上がるでしょう。

 

 

~プロローグ~

 

 

 笹をかきわけ出て来た、その男・・・・・

 

その優しそうにも見えるが、妥協を許さない意思を感じるその瞳・・・

 

そう・・・私の脳裏をよぎったのは野生の虎そのものの姿が重なる

 

彼は下界を知らない・・・知る必要もないからだ・・・・

 

そこから人里に出ようともしない・・・・

 

人に自分を知って貰おうとも思ってないからだ・・・

 

彼の名は・・・・・名は・・・・

 

名前すら彼には必要が無いのだろう。

我ありて我なり。

人間とは思えないその霊力・・・いや体は人間だけれども、精神がもはや人間の意識を脱してるのだと言えるかもしれない。

 

彼の並みはずれた霊力は、私に言葉をどうやら送る事が出来る様だ。

そして、常に先を見て居る。金龍神の使い手だ。これを使えば未来には強くなる。

しかし使うのは難しい。彼のコントロールは完璧な様だ。

 

ただ、全てが見える為。

後ろ暗いものは彼の前にひれ伏すしかないだろう・・・・

 

その圧倒的な人が見た世界は・・・・

 

私が今やってることなど当たり前に知って居たのだ・・・・

 

私がやってる事は初めて目にする人が多いかもしれない。

だが・・・・そんな事は彼にとっては珍しくも無い当たり前の事だったのだ。

 

 

続きは→その2