ルイ・ホフステン「パッド入りブラ」
※1: バースツール |
アメリカのロック姉さん、が好きだ、昔から。彼女らは芯が強そうだ。彼女らはギターを刻む。彼女らの声は、スライドギター(参照 )の響きと、ウイスキーとよく溶け合う。彼女らは自分で曲も書く。彼女らはロックの偉人達に敬意を払っている。彼女らはマジメそうだ。例えば、シェリル・クロウ。そして、今回採り上げるルイ・ホフステン(Louise Hoffsten)。
ホフステンは、2002年日清食品のサラダ油「オイリオ」のCMソングで、ジョン・レノン(John Lennon)「Power to the People」を熱唱していた人。今回は、現在廃盤のようだが、『Collection 1991-1992』に収録されていた「パッド入りブラ(Padded Bra)」を日本語訳して歌ってみよう。キーはEメジャー、4/4拍子のファンク曲。 コード進行は基本、
E7 は 9th を混ぜてもヨシ。メロディ的には「ラーラ、ラーラ、ラ、ラ、ラ、ラー」という部分が7~8小節目で、 + + + + + + + + |-G#-AB--AG#F#G#D-|-----------------| 注:「----」が4分音符一個分以上のような旋律をとる以外は、メロディ不定型のラップとして演奏してよいだろう。そう、シェリル・クロウの「All I Wanna Do」と同タイプの楽曲だ。歌詞の内容。
こういう歌詞、日本のポップではちょっとあまり考えつかない、アメリカの女性ならではの歌詞なんだろうなぁ。何の未練もなく、スパッと男を捨てる、軽やかに前向き。ある意味、上述した「女性アメリカン・ロッカーのカッコよさ」を象徴している歌詞だ。
近年はポップさを失いつつあり、ブルース一辺倒のようだけど、彼女をずっと応援していきたい。←Amazonで是非、視聴してみてください。 ■関連リンク:ルイ・ホフステン公式サイト 日清オイリオ ■関連記事:スライド・ギター(インテルCM) ボブ・レノン |