夏のWS in 町田 4・5日目&最終日 | schnaufpause

schnaufpause

Vorwaerts,marsch!

すっかり遅くなってしまった。

もうすでに『第三期』も始まってるし・・・



4日目

この日も広い会場でダンス中心に進行。親の見学も有り。

我が家は私の両親も見学。他にも家族全員で来てる人も。

普段パパや兄弟に見せてない姿を見てもらうのは、どちらにとってもプラスのことだと思う。

残念ながらうちの旦那は来なかった。(アメリカ出張の報告書作りに追われて)

そんなこんなでギャラリーの多い中、子供達はストレッチ・発声から元気。

『パカッ』も舌だけで会話するのも大きな声が出てる。

ダンスは段々難しくなってきた。特に男の子2人、おー介とRyu君は女の子と肩を組んで持ち上げて一回転という振りが入った。

おー介の相方のNちゃんは怖いのか、全体重を預けしがみついてきているし、おー介は腰が安定してないのでフラフラ。

カウント内で廻れない。それでもなんとか2人で一生懸命練習してる。

荒巻先生はもちろん、遊び気分ですることではないからと、リフトについて説明して下さってます。

それをきちんと踏まえての練習。はたして最終日までに出来るようになるのか?



5日目

この日からまた町田の会場。親の見学はなし。

迎えの為に会場前で他のお母さん達と待ってると、まきたまさんが「今から通しをするのでどうぞ見て下さい。」と声をかけてくださった。

今回は 芝居~歌~芝居~歌 と2曲のナンバーが入ってる。

先週までの4日で一曲目の振りがついた状態なので、2曲目は歌だけかと思いきや、そこは荒巻先生。しっかりこの日に2曲目もついていた!

初めて全通しをしたとは思えない子供達の動き。正直かなり驚いた。

初めて参加した子達もしっかりついてきてるんだもんなぁ。

かなり頑張ったんだと思う。

芝居もおー介とRyu君がつかみ合いの喧嘩を始めるシーンがあって、普段仲良しの2人が見たこと無い表情でののしりあってる。

次回はついにラスト。



最終日

この日の見学はOK。でもあえて私は後半から入室。

ドアを開けようと手をかけると、おー介の声が聞こえる。

どうやら恒例の『おーちゃんタイム』らしい。(笑)思わずドアから手が離れる。

他の子にももちろんだけど、発声にはかなり時間をかけて下さる。

芝居の途中で気になる部分が発生すると、必ず止めて「最初の『か』が抜けてるよ!」「上向いて喋ってみよう」「母音だけで言ってごらん」「引かないよ!流して!」と直るまで続く。

でも特におー介には長い時間がかかる。それを評して『おーちゃんタイム』。

まきたまさんが仰るには、伸びてきてるから突っ込んで直される部分が多くなってるとのこと。だからそれは成長の証と思っておかなければ。

暫くドア前にいたけれど、どうやら長くなりそうなので諦めて入室する。

私の姿を目にすることで気が逸れないかと心配だったけど、そういうこともなく集中していた。

そしてついに最後の通し。

今回は悲しい子供達の話。心に寂しさを持ちながらも強がってる子供達。

始めは笑顔の子供達も、次第に自分達の境遇を悲しみ、世間を恨む。

気持ちを上げるために、歌の途中で荒巻先生が叫ぶ。

その度に子供達に悲痛な表情や憎しみの感情が溢れてくる。

見てて目が潤んできたのは私だけじゃ無かったはず。

終わるとママ&パパ達から拍手喝采。うん、頑張った。

今回は始まりからずっと音楽が流れ、そのまま歌に突入だったのだけど、いつもその歌の前までに全員の台詞が入りきらなく、まきたまさんが途中で音楽を止めてタイミングを計っていらした。

でも最終日のこの日は、止めることなく最後までいけた。

とちるでもなく、早口になるでもなく、スムーズに。すごい。

改めて子供達のパワーには驚かされる。

夏の6週。とっても有意義な時間だった。

次の3期にはここから4人が参加。別れ際「また来週ね~。」という声と「また会おうね~。」という声があちこちで交差。

すっかり仲間になった8人が、また一緒に芝居を作る日がきっとあるだろうね。

それまでそれぞれが一生懸命頑張ろうね!