〜トレーナーから見た
X2 アメリカンフットボールチーム ZERO Fightersの一年〜

皆さん、こんにちは。
ZERO Fighters トレーナーの阿比留です。

今回は、最終回。私からのメッセージです。

私はスポーツが大好きで、大学の頃は土曜日の深夜にやってる NFL の中継などをかぶりつきで見ていました。

しかし、アメリカンフットボールの詳しいことまではわからず、今も選手たちの専門用語を聞くと、半分ぐらいしか理解できないこともあります。

でも、ここ2年間でだいぶ理解が深められました。アメリカンフットボールは本当に素晴らしいスポーツです🙂

ただ、怪我も多いので色々なサポートが必要となります。

また、今の状況ではマイナースポーツと呼ばざるを得ません。

これだけ危険を省みずにプレーしてるにも関わらず、お金を生めない。
X2の選手たちは自分たちで部費を出してプレーを続けているのです。

私もアメフトではトレーナーとしてはお給料をいただいたことはありません。全てボランティアです。

トレーナーの今後を考えると、これが問題だと思うこともあり、この状況を改善しなければいけないと考えることもあります。

しかし、今はもっと普及させなければいけない状況なのかな?と考えることもあります。

つまり、ボランティアなので、お金をもらってない代わりに、自分がどうしても行けないということであれば、欠席しても大丈夫なのです。

仮に年に数回しか手伝えなくても、気持ちさえあればサポートができる競技だということです。

もし、本当に無理のない範囲で、間近で選手のサポートをしたい。見たい!という方がいれば、是非チームのホームページからアクセスしていただけると嬉しいです。

また、ZERO Fightersは、コロナ禍になってホームグランドがなく、グランドを探し転々としています。

選手たちのコンディショニング、練習環境を考えると、固定化できれば非常にチームにプラスとなります。

どうかこの状況でもアメリカンフットボールの練習環境を提供していただけるというグランドがあれば、ご連絡頂ければと思います。

使用料は応相談にて。よろしくお願い致します🙏

このZERO戦記を開始するときは、10回ちょっとで終わらそうと思っていたのですが、あれよあれよと書くうちに、これだけ更新してしまいました。

ということは…、去年一年間を振り返ってみると、選手以上に私が一番楽しんだのかな?という思いもあります。

選手のみんな、本当にありがとう🙇‍♂

アメリカンフットボール X リーグは、職業としてプレーしているわけではないので、勤めている会社の状況、あるいは家庭環境によって続けられない選手も出てきます。


今期も奥様の出産や転勤、実家の都合で関西に帰るなど、様々な理由で退団する選手が出ています。

まだ赤ん坊の子供がいて、子育てが大変な中で、日曜日にパパが仕事ではないのにアメリカンフットボールを続けているというのは、よっぽど家族が協力し、理解を得られないと難しいという状況です。

私も例外ではなく、仕事の状況や親の介護などが生じれば、どうなるか分からない部分も当然あります。

でも、私は出来る限り、やれる範囲内でサポートを続けていきます。


選手は部費があるので、好きなように参加という状態ではもったいないですが、年間6万円(月に換算して5000円ぐらい)で本気で上を目指せるなら、大人としては高くないと思います。

※今期の部費は春季リーグ戦が中止になったため、年間5万円となりました

今季、怪我から復帰する選手もいるので、それらの選手をしっかりサポートしながら、新入団選手を獲得し、少しずつチームが未来に向かっていけるようにします。

2月からは選手の皆は自主トレを始めており、3月からは合同練習です。

少し待ち遠しいかな…

一緒にやりたい選手・スタッフ・トレーナーは是非連絡を下さい。

日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナーの実習生も受け入れ可能です✌

富士通スタジアム川崎や横浜スタジアムで一緒にフットボールをやろう!

では、今シーズンもZERO Fightersの応援をよろしくお願い致します🙏

長々と語らしていただきありがとうございました🙇‍♂

ではまた✋

X2 アメリカンフットボールチームZERO Fighters

トレーナー 阿比留 孝義