誰もいない ぽつん一人
果てのない道を歩く
僕の影も気づかないうちに
どこかへ行ってしまったようだ
雨雲の隙間から
耳慣れた誰かの声
近い未来君の姿も消える
君を待つ人もいないと
だけどこの坂の下りきった所に
君がいる気がして
歩幅を広げ歩く
本当はいないと知って
嘘も本当も関係ない
空の碧の中に
僕は君が見えるんだ
それで十分なんだ
畦道の花に降りた
朝露を見たなら
僕の世界を覆っていた
色々は消えていった
嘘も本当も何もない
一粒の雫が
僕の手のひらに落ちて
弾けて消えていった
弾けて消えていった
僕の心の中に…