そう言えばユーザー車検をするようになってからどれくらい経つのかふと考えてみると…
少なくとも6回以上はやってるので12年以上なのは間違いありません。
クルマもずっとユーザー車検なので、車も含めると10回以上やってるかもしれません
そんなこれまでの経験を踏まえて、チョット車検についてまとめてみようかと思いました、ユーザー車検に興味がある方のご参考になればと思います

☆初めてのユーザー車検
私が最初にユーザー車検を経験したのは20年前くらいでした、当時所有していたクルマの車検証の有効期限が近づいてきたので、当時行きつけのバイク屋に相談したら「自分で行けば?」と言われたので行ってみることにしました。当時は電話予約だったので自動音声ダイヤルで予約しました、当日練馬の検査登録事務所へ車で行き、書類は全て代書で自賠責もその場で加入しました、その時の自賠責保険の保険会社が聞いた事無いような保険会社だったのを憶えています(朝日火災?)、代書してもらうと検査登録事務所の簡易地図に「A棟の○番で重量税と検査手数料を払って、その後事務所の○番窓口に‥」と工程を書いて説明してくれるので非常に安心でした、でも確か‥2,000円くらいは取られたような記憶があります、今思えば高いです。
クルマの検査レーンは当時でもかなり自動化されていて電光掲示板の指示通りに検査していきます、係員が居るのは下部検査のみです、電光掲示板の表示がいまいち遅く少し失敗して✕判定が出た項目もありましたが、1回か2回まではやり直しが出来るので何とか全項目合格しました、新しい車検証とシールを貰って車検が終わったあとの感想は「メッチャ簡単やん」でした

☆車検制度についての個人的見解
非常に良い制度だと思います、理由は検査項目が必要最小限である事です、もし車検制度が無かったら…とてつもなくボロい車でも公道を走れるので危険です、なので定期的にクルマが法律で定めた基準をクリアしているか確認する事は、非常に大切だと本気で思ってます。

◎ユーザー車検のメリット
・法定料金+検査手数料しかかからないので安上り
・スムーズに行けば1時間も掛らない
・検査項目に関わらない部分は何もしなくていい
◎ユーザー車検のデメリット
・平日にしか出来ない(平日に仕事を休む必要がある)
・致命的な指摘を受けると通らない(通せない)

♪ユーザー車検の準備
1.車両の整備
ライト関係の球切等は即不合格なので、点灯確認は絶対に必要です。
外観はなるべく綺麗にしましょう、ガスケットやオイルシール等の経年劣化によるオイル漏れや滲みも掃除する事でNG判定を回避出来ますが、拭いたそばから滲んでくるくらい漏れているとキビシイかもしれません…
スピードメーターは確実に動く事を確認しましょう、過去に車検場へ向かう途中でメーターが動かなくなり、ヤマカンでチャレンジした事がありますが全然当たらず、不合格になりました。
タイヤの溝は基準があるので、残り溝が基準以下、スリップサインが出ている場合は交換が必要です、2輪の場合タイヤの端で溝がガッツリ残っていても、センターでスリップサインが出ていることは良くありますので、スリップサインが出ている場合は交換が必要です
ブレーキは効いていればOKですが、車検でOKなレベルと、しっかり減速出来て事故らないレベルには開きがあると思いますので、ブレーキは車検と関係なく万全を期してください
デーライト等を追加で設置している場合は、可能であれば外して行ったほうが良いと思います、ホーンの鳴動も鳴らない場合原則不合格ですので必ず鳴るようにする必要があります。
後は、車検証の項目に関わるような箇所は注意が必要です、2輪で定員2名の場合、タンデムステップが付いていなければ付けましょう、社外アップタイプサイレンサー等に交換すると、タンデムステップを取り外してつける場合があるので、車検対応マフラーであってもNGです、あとはシートベルトもしくはタンデムグリップ等の後部座席の乗員がしっかり掴めるものも付いてないとNGです。その他の細かい箇所は目視で見て違和感が無ければ大丈夫でしょう、ブレーキパッドの残り厚さや、ステアリングステムのガタ等は点検整備簿に記載がありますが、今まで検査官に確認されたことはありません
2.書類の準備
車検に必要な書類は沢山有ります
A.車検証
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これは当然持っているはずですね
B.自賠責保険証書
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継続検査合格後の車検証に書かれた有効期限まで有効な自賠責保険証書が必要です、1日でも足りないとダメです、1ヶ月間の自賠責保険も加入出来ますが5,000円くらいで割高ですので、24ヶ月か25ヶ月で加入しましょう
C.自動車税納税証明書
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5月頃お家に届くヤツです、コンビニなどで支払を済ませた、収納印が押されたものが必要です
D.継続検査申請書
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検査登録事務所で貰えます、買っても他の書類とセットで50円なので買ってもいいと思います、必要な書類が良く分からない場合は「2輪の継続検査の書類下さい」と言って必要な書類をまとめて買った方が間違いありません

この書類の注意点は上半分①②③の記入項目を鉛筆で書いて、下半分④⑤⑥をボールペンで書く事です
①には車両番号を記入します、車検証と記入例を見ながら間違いなく記入しましょう
②には車台番号を記入しますが、記入例にもあるとおり、車検証に記載されている車台番号の下7桁を記入しましょう
③には現状の走行距離を記入しましょう、ここに記入するのは100の位以上の数値のみです
④には名前と住所を記入します、押印箇所がありますので忘れず押印しましょう
⑤にも名前と住所を記入します
⑥は検査登録事務所で継続検査を受ける日付を記入します、検査登録事務所に着いてから記入しても遅くありません

E.自動車検査票1
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この書類は最も書く所が多い書類です、表裏両面に記入箇所があり自動車検査票1と表題が書いてある方に
①登録番号又は車両番号
 車検証を見ながら間違いなくナンバー情報を記入しましょう
②原動機型式
 車検証の原動機型式を書き写しましょう
③車台番号
 車検証の車台番号を間違いなく書き写しましょう
④走行距離表示値
  継続検査申請書の③と同じ数値を記入しましょう
⑤受検者、本人・代理・代行のうち本人に〇をします
⑥申請者の住所氏名又は名称連絡先の電話番号
  私は住所氏名電話番号全て記入しておきました、ユーザーの場合は住所氏名を記入しましょう
⑦予約番号
  インターネットもしくは電話にて予約した際の予約番号を必ず記入しましょう、窓口で職員が台帳と照らし合わせてチェックしています。
予約はインターネットが便利です

F.自動車検査票2
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Eの裏面です結構いっぱい記入する箇所がありますが、ほぼ車検証の記載項目なので一つ一つ記入しましょう
①初年度登録年月
 車検証の初年度登録年月をそのまま記入しましょう
②車名
 車検証の車名をそのまま記入しましょう、因みに私の場合は「ドゥカティ」でした
③型式
 車検証の型式をそのまま記入しましょう
④車台番号
 車検証の車台番号を間違いなく記入しましょう
⑤原動機の型式
 車検証の原動機の型式を記入しましょう
⑥自動車の種別
 車検証の自動車の種別を、普通・小型・大型特殊の中から該当するものに〇をしましょう、バイクは小型です
⑦用途
 車検証の用途を、貨物・乗用・乗合・特殊用途・貸渡・幼児専用・建設機械の中から該当するものに〇をしましょう、普通のバイクは乗用です
⑧自家用・事業用の別
 車検証の自家用・事業用の別を、自家用・事業用の中から該当するものに〇をしましょう、普通のバイクは自家用です
⑨車体の形状
車検証通りです、オートバイに〇をしましょう
⑩乗車定員
車検証通りです、ほとんどの場合2になると思います
⑪最大積載量
 二輪の場合は記入する必要はありません
⑫車両重量
 車検証の車両重量をそのまま記入しましょう
⑬車両総重量
 車検証の車両総重量をそのまま記入しましょう
⑭長さ
 車検証の長さをそのまま記入しましょう
⑮巾
 車検証の幅を書き写しましょう、何故か違う漢字が使用されています
⑯高さ
 車検証の高さをそのまま記入しましょう
⑰燃料の種類
 車検証の燃料の種類を、ガソリン・軽油・LPG・メタノール・CNG・電車・その他の中から該当するものに〇をしましょう、バイクは大概ガソリンでしょう
⑱総排気量又は定格出力
車検証の総排気量又は定格出力をそのまま記入しましょう
⑲車体の塗色
コレは車検証に記載がない項目なので、見た目で判断して記入しましょう、因みに私のバイクは赤でしたがオールペイントしたので、橙に〇をしました
⑳タイヤサイズ(前)
コレも車検証に記載の無い項目なので、タイヤの側面に書いてあるタイヤサイズを記入しましょう、因みに私のドカは、120/70 ZR17です
21タイヤサイズ(後)
前同様にタイヤ側面に書いてあるタイヤサイズを記入しましょう、私のドカは、170/60 ZR17 です
22走行距離表示値
 表面Eの④と同様に記入しましょう

G.点検整備簿
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この書類はあればOKだそうです、と昔行きつけのバイク屋さんに教えてもらいました、記入がなくても「後日記入します」と言うと切り抜けられるそうですが、以前記入せず窓口に提出したところ、記載が無いことを指摘され教えられたとおり「後で記入します」と答えると手続きはしてくれましたが、「必ず記入してくださいね!」と念押しされました、無用なトラブルを避けるためにも、点検整備結果を記入しておいた方が得策です。
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①依頼者の氏名又は名称
ユーザー車検の場合は自分の氏名を記入しましょう
②車名及び型式
車検証の車名の通り書き写しましょう、私の場合はドゥカティと記入しました
③車両番号
車検証の車両番号をそのまま記入しましょう
④住所
自分の住所を記入しましょう
⑤原動機の型式
車検証の原動機の型式をそのまま記入しましょう
⑥初度検査年
車検証の初度登録年月を記入しましょう
⑦車台番号
車検証の車台番号を狭い欄ですが、小さく記入しましょう
⑧点検項目一列目
すべてにレ点を記入しましょう、一部該当する装置が無い項目にはレ点を書く必要はありません
⑨点検項目二列目
すべてにレ点を記入しましょう、一列目と同様です
⑩点検項目三列目
すべてにレ点を記入しましょう、一列目と同様です
⑪タイヤ溝の深さ、ブレーキパッド、ライニングの厚さ
ノギス等で測定した値を記入しましょう
⑫整備主任者の氏名
ユーザー車検の場合は自分の名前を書きましょう
⑬点検の年月日
実際に点検した日付を記入しましょう、私は点検した日を良く覚えてなかったので、適当な日付を記入しました
⑭整備完了日
⑬と同じ日付を記入しましょう
⑮点検(整備)時の総走行距離
点検整備時の走行距離を記入しましょう
検査が通らないような整備状態は論外ですが、点検整備簿の項目でNGな箇所があれば乗っていてわかると思うので、調子がよければ全てOKだと思います、実態はともかくとして記入されている事に意義がある書類と考えましょう

H.自動車重量税納付書
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この書類は重量税納付証明書を貼付する書類になります
①提出年月日
 継続検査を受検する日付を記入しましょう、事前に書かないで車検当日に現地で書いた方がいいでしょう、何らかの都合で日付が変わるかも知れません
②使用者(氏名又は名称)(住所)
 氏名と住所を記入しましょう
③自動車登録番号(車両番号)又は車台番号
 車検証の車両番号を書きましょう
④自動車検査証の有効期間
 2年にレ点を書きましょう
⑤自家用・事業用の別
 自家用にレ点を入れましょう
⑥自動車の区分等
 二輪の小型自動車

この書類を検査登録事務所の敷地内にある納付書売場で「二輪の継続検査です」と言って書類を渡すと、重量税納付証書を貼付して返してくれます
重量税額は下記リンクをご参照下さい
この際に自動車検査票も大体一緒に渡すので、継続検査手数料印紙も自動車検査票に貼付してくれます、検査手数料は下記リンクをご参照下さい
書類はクリップボードに全て挟んで常に一式で持ち歩こくコトをオススメします、検査登録事務所の職員の方々は皆さんプロですのでまとめて渡すと必要な証紙や印紙を適切な場所にまとめて貼ってくれます、レーンでの検査時も検査官の方がハンコを押しやすいのでスムーズにコトが運びます

3.車検の予約
ネットで予約します下記リンクから予約できます
アカウント登録が必要です、ログインIDとパスワードは忘れないようにどこかに記録しておいた方が良いでしょう
最寄りの検査登録事務所で継続検査を予約します、最近はなかなか予約が空いていませんが、夜や休日にアクセスすると全く空きが無かったりしても、平日の昼間にアクセスすると空きがあったりします、意外と流動的なのでこまめにチェックして希望日の予約を取りましょう、予約の際には車両番号と原動機型式、車台番号が必要なので車検証を見ながら予約するか、必要な情報をメモったモノを用意しましょう

4.仮ナンバーの準備(車検切れの場合だけ)
車検が切れている場合は、検査登録事務所までそのままの状態で自走で行くことは出来ません、もし警察に捕まった場合は、無車検と無保険の12点減点で90日の一発免停だそうです、前歴があれば免取になることも・・・リスクがあまりにも高いので正式な手続きにより無車検車で公道を走れる方法があるので、必ず正しい手続きを取ってください
仮ナンバー(臨時運行許可証)というものがあります、自分が住んでいる市区町村の役所で発行してもらえます
各市区町村で何課が担当しているかはホームページ等で事前に調べておくと良いでしょう、必要なものは・・・
・車検証
・自賠責保険証(臨時運行期間中有効なもの)
・現金750円程度
です、朝霞市は「まちづくり推進課」が担当でした、以前は違ったような気がしましたが・・・
申請書に必要事項を記入して、お金を払うと、臨時運行許可証と斜めの赤線が入った仮ナンバーをもらえます
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臨時運行許可証を携帯して、仮ナンバーをバイクに取り付ければ
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バイクを自分で運転して検査登録事務所まで行くことができます

5.検査登録事務所で継続検査
検査登録事務所に行く前に、持ち物チェックをしておきましょう
・書類一式(クリップボードに纏めておく)
①自動車検査証
②継続検査申請書
③自動車検査票
④自動車重量税納付書
⑤自動車損害賠償責任保険証明書
⑥点検整備記録簿
⑦自動車税納税証明書
・仮ナンバー(車検切れ時のみ)
・軍手
・ガムテープ
・マジック(黒)
・パーツクリーナー
・ウエス
忘れ物が無いことを確認したら、検査登録事務所へ向かいます
検査登録事務所周辺に到着したら、必ず近隣にテスター屋さんがあるので、検査登録事務所へ入る前に、テスター屋さんでヘッドライトの光軸調整をお願いしましょう、2,000円くらいが相場だと思います、コレは必要経費と割り切った方が良いと思います
光軸調整が終わったら、検査登録事務所に入って、先ずは重量税と検査手数料を支払いに行きます、証紙を帰る場所は聞けば教えてくれますので聞きましょう。因みに私がいつも行っている所沢検査登録事務所はA棟で証紙を貼ってくれます
受付に必ず重量税と書いてあるので、「2輪の継続検査です」と伝えて書類一式を渡してお金を払うと、証紙を貼るところまで全部やってくれます
重量税と検査手数料の納付が終わったら、検査登録事務所の「継続検査」もしくは「ユーザー車検」と書いてある窓口に書類一式を提出します
そうすると一通り記載内容に不備がないかどうかチェックしてもらい、簡単な不備であれば職員が書き足してくれます、予約番号もリストと照合してチェックしています、書類がOKであれば書類一式を返されるので、次は検査レーンです
私は所沢検査登録事務所の検査レーンのことはだいたい分かっているのでドコのレーンに行けば良いかわかってますが
わからない場合は「どこのレーンですか?」と聞けば教えてくれます
バイクに乗ってレーンに向かう前に、オイル漏れ等がある場合には、パーツクリーナーとウエスでキレイに清掃しておきましょう、シフトの表示もかすれて消えていたりする場合には、マジックで読めるように書いておきます、また車台番号の刻印が打ってある場所も汚いと確認出来ないので、汚れている場合にはパーツクリーナーとウエスで清掃しておきます
一通り目視で気になる箇所が無くなればレーンに並びます
順番が来ると検査官が声を掛けてくるので、書類一式を渡します
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スグにライト類の点灯確認をするので、エンジンをかけて、検査官の指示通りにヘッドライト、ハイビーム、ウインカー右、左、テールランプ、ブレーキランプ、ナンバー灯、ホーン、ハンドルロック、車台番号の確認、目視による外観チェックを手際良くやってくれます
それが終わると所沢の場合はスピードメーターの検査です、測定装置に前輪をセットして、左足で床に設置されているフットスイッチを踏み続けます、前輪がゆっくり回り始めて少しづつ速くなっていきます、40km/hになったところでフットスイッチをはなすのですが、思いのほか40km/hになるまで時間がかかる感じがしました
その次はブレーキの検査です、前輪を床に設置されたローラーの上にセットして電光掲示板の指示に従います、ここでもフットスイッチを足で踏んでおく必要があるので注意が必要です、前輪が終わったら後輪も同様に検査します
ブレーキが終わったら次はライトの検査です
ライトの検査は測定エリアの停止線にバイクを停めて、ヘッドライトをハイビームで点灯させます、測定器がバイクの前に横から出てきて20秒ほど測定し電光掲示板に「ヘッドライト〇」と表示されれば合格です
ライトが終わったらあとは何も無いので、自動車検査票を打刻機に入れると「バチンバチン」と検査結果が打刻されます
打刻が済んだらバイクを前に進めて、総合判定のブースの近くの邪魔にならない場所に停めて、書類一式を総合判定ブースの検査官に渡します、検査官が検査結果と書類をチェックして、ハンコをどこかに押してくれるので、それを受け取ったら検査レーンでの検査は終了です
バイクを検査レーンから移動させ駐車場へ停めてから、書類一式を持って今度は車検証発行の窓口へ提出します、「お掛けになってお待ち下さい」と言われるので2,3分待っていると「〇〇さん」と名前を呼ばれるので窓口へ行くと
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新しい車検証とナンバープレートに貼付するシールを「お疲れ様でした」と言いながら渡されるので、それで全ての工程が終了です
上手く行けば光軸調整含めて1時間以内に完了できます
皆さんももしご興味があればトライされてみては・・・

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