38年生きてきて
この夏初めて花火大会というものに行ったのです


鎖国なの?と感じながらも
きっと世の中にそういう人がいて

しかし、このたび小生は脱国したのです。
花火大会未満都市から。

愛されるよりも愛したい、まじで。ってやつ


古すぎてもう
誰の脳裏にも浮かばないかもしれない、アーメン






もちろん、
花火は子どものころから幾度としてきました。


祖父母宅の庭で
従兄弟、兄弟ふくめ、皆でやった花火


保護者代表   祖父。



じいちゃんは、
ネズミ花火を持ちながら

この花火は、
持つところが小さすぎて熱いから
お前たちには出来ない!と。



一家の主を否定してはいけないと、
ばぁちゃんに教わってきたが

小生、心の中で想ふ








  そこは、



持つとこじゃねぇ





一生懸命ネズミ花火を消費していた祖父。

これは火傷するから俺がやる!
じっちゃんの名にかけて!くらいの勢いで。


彼は本物の鎖国民であった。




そんなこんなで、
花火大会開始。



38年越しの
念願の花火大会

思い出の1枚







ボヤかな?つって。


花火を上手に撮って
SNSにあげてる人って、あれなに?

空を切り取れる魔法とか使ってんの?って
思っちゃったよね

ホグワーツ出身?みたいなさ。



まぶたに勝るシャッターはなかろう、と
すぐさま諦める


もう、ほんと
声も出ないほど夢中になっておりました。



すごかった、ほんとすごかった







世界はやっぱり
光と波と円で、
自分自身なんて存在しないよ、って教えてくれるほどに 
きれいだった


この体感を知るために
共感能力があるんじゃないかと思うほどに。




なんで人って
美しいものにふれると泣くんだろう


神経すべてが外界と繋がる感じ
交感神経と副交感神経が同時にクラッシュする感じ

なんとなく
なにかが中で生まれているような体感



これってなんだろう。




きっと長年失われずに残った機能なだけに
繁栄や生命維持に必要な能力ではあったんだろうなと思います


言語で言うところの
美的みたいなの。



だから、
じいちゃんみたいに
ネズミ花火を手で持ってする人に
唖然としてしまうのかもしれない。



ネズミ走らせてやれ~つって。






花火師さんと花火を見れる機会をくれたことに感謝

福島県会津若松市古川町10-5

0242-36-5266