昨日も今日も
眼に映るのは
同じ画だ。。
昨日も今日も
眼に映るのは
同じ画だ。。
中坊の頃だった、、
TVで「Casablanca」を観た。
その後も幾度も観たが
初見のその時、
カッケェ男の人だなぁ。。
と素直に思った。
以来、手本として
見つめる男は、
Humphrey Bogart,,
次元大介,,
Raymond Chandler,,
Tom Waits,,,
そんな不器用な男ばかりだった。。
惹かれた。
ガキでも惹かれた。
大人になって尚、惹かれた。
『君の瞳に乾杯』
シンプルな言葉だが、
この言葉はそうそう発言出来ないものがある。
どうしても畏まってしまうだろうよ、
でもこのシンプルな台詞は
ナチュラルに言って初めて活きる。
自分の中で良い役者とは
演じている様で演じていない、
素の表現卓越者だ。
Bogieにはそれがあったと思う。
名優だ。
最近は、洋画はもっぱらだったが
酒を呑みながらの昭和歌謡。
心身ともに休まる
休足時間だったが、
ジュリーが
思い出させてくれたよ。
貴方にも色々教わった事を。
色々繋げてくれた事を。
『勝手にしやがれ』
『時の過ぎゆくままに』
そんであんたは
唄った。
俺の嗜好は繋がるもんだよ。。
偶然じゃなく必然だね。
ジュリー、あんたの時代もいいぜ!
最近は帰りが早い。。
俺の知る限り、
憧れる海外文化だと、喜びに直結する。
だが俺は日本人、、
働き蟻なのだろうな、
マグロなのだろうな、、
罪悪感に駆られる始末。。
良いのだろうか?この時間に帰宅して、、?
まだ日付が変わっていない,,,。
帰り道、店々は大人しく閉めている。
街の灯りは普段と変わりない。
深夜のよう。
ただ、俺の横を
バスが通り過ぎて行く...
深夜バス、それ以前のものだ。
気持ちが悪い。
昼夜が逆転していただけで、
リズムはしっかり作っていた。
だだでさえ非現実的な生活を送っていたであろう
でも、そんな俺すら、非現実的と言うか。。
人々が眠る時間に生活を主軸にしていた
俺は、
この様な世になったなら何なのだろう?
ただでさえ、周りと合わなかった。。
ましてや海外文化に憧れ、
TVを観ても、観る時間も増えたせいもあるが
自分に近しい風貌、方向性を
垣間見る出演者も居ない。
愛する女性が欲しい。
この時間に帰るなら尚、
帰りを待つ愛しい女性が、、
けど、俺は女性に受け入れられる風態を優先していない。
全て自分自身の想いの優先だ。
清潔感優先のここ日本で
伴侶が現れないのも納得だ。。
だからYoutube等で
海外の映像を観るとかろうじて
これで良いのか、、
これもアリか、、
と思う
思い込ませる自分もいる。
そんなんしていると
自分で自分を殴りたくなる時がある。。
おい、遂に来たんじゃねぇか?
てめぇに近しい生き方してる
てめぇみてぇな奴はなかなかいねェよ。
男たるもの、てめぇのカッケェと思った生き方、
貫けよ。