sky clear-090816_2112~0001.jpg
「斎藤幸子」というお芝居のマチネと

夜はその舞台セットをそのまま使った落語会、

「柳家喬太郎独演会 on 斎藤幸子」へ。

いやぁ、一日中喬太郎さんを

セットの階段から番町皿屋敷の怪談まで

様々なコスチュームで堪能させて頂きました。

斎藤幸子は月島のもんじゃ焼き屋の娘が主人公。

見終わってみると、ちゃーんとそれぞれの人物の人生が描ききれていて

すごいな、なんて思っていたら…

なんと!「瞳」を書いた脚本家さんの舞台の再演だったのです。

それで月島ですか!?と(笑)。

喬太郎さんはこれが役者としての初舞台だったそうですが

なかなかの二役。

二役目は、らしさ炸裂!

ちょいとネタばれしちゃうと

新潟で頑張って笹を巻いて欲しいな、と。

そして20日には銀行に行ってね、と(^-^)/

独演会はもう、圧巻でした。

喬太郎さんが女性を演じるの、本当に好きだなぁ。

新作の現代っ子でも、古典のしとやかな女性でも。

女って生き物を隅々まで見てるよなぁ~と。

「ほんとのこというと」の

セットを使い倒すハチャメチャな家族劇(的新作)も

人間の清らかさと欲深さが表裏一体にあやなす人情噺「心眼」も

喬太郎師の持てる

類い希なる力量がキラキラと光って見えて

本当に感動しました。

銀座と京橋のはざまで過ごした夏の一日。

2009年の良き思い出となりました。

…と言いつつ

月末もまたここで喬太郎さんを聴きます(*u_u)