タイガー&ドラゴンの頃、「東京ブーム来てていいなぁ」と上方の方々は思っていた。
ところが今では、繁昌亭も30万人を突破する状況だそう。
ここで「『ちりとてちん』を見たことない人?」という投げかけに、
年配の男性が一人挙手。
「外国から帰ってきはったんかな?(笑)」
外国といえば…
吉弥「ブラジルでブームなんですって」
と、桂あやめさんから聞いたというブラジルでの番組の好評ぶりを語る。
吉弥さんと松尾さん二人が話し出すとすぐに脱線する。
何かと言うと「吉野家行くか?」とツッコミにあう、よね吉さん。
松「印象に残ってるエピソードってありますか?」
吉「最初の頃、(撮影が深夜の)12時越してたでしょ?」
朝ドラなのにね、なんて返しもありつつ。
「寝床というところの撮影が大変だったのは…」という撮影秘話。
全部に色んな人が座ってるので、どこにカメラを置いていいのか
人と人がかぶることが問題で、ドラマのシーンをこのままでいくのか
「寝床のシーンをぶった切るんか」という局面もあったそうで。
松「後半、僕いなくなったでしょ?ほんまは舞台のスケジュールで」
無理やり嫁の親が…ということにした。
江波さんも本当は御園座にいた、と笑いながら振り返る。
寝床ではノンアルコールのお酒を飲み、終わってまた居酒屋で喋る
という日々だったそう。
よね吉さんは二人に比べて無口。「よね吉さんは?」というフリに、
よ「皆さん、まくらの切り売りしてはるようで、非常に怖い!(爆)
最後にトークショーしてほしかった…」
メモリアルブックに言及する吉弥さん。
吉「知らん?」
タイトルから、何か人が死んだ時に出る本のようだ、という
縁起でもない言葉もありつつ。
どうやらお二人ともご存知ではないらしい。
ステラから四人の表紙の依頼が来た時
吉「こんなんええんか!?」と思っていたら「これがまた、売れてねー」
よね吉さんに「あなたも載ってましたよ」と
三国志でメモリアルブックに掲載されている旨を伝える。
吉「喧嘩っ早いヤツおるやろ」
よ「尊建ね!ツタヤのCM出て(笑)」
松「また、名前のつけ方が凝ってる!
徒然亭から吉田さん(徒然草→吉田兼好)」
登場人物の名づけに隙がない、という話。
吉「うそ臭い笑顔の三人で載ってましたよ」
松「(よね吉さんのところに)何で送られてないねん」
吉「吉野家に送られてんと違う?(笑)」
まいごつきの総集編が出る話。
よ「それ付きのDVDも出るんでしょ?」
吉「ストラップとか…(各種特典についての話)」
よ「なんぼほど、金に汚い…(笑)」
松「いやいや、汚いわけやない」
吉「(特典映像に触れ)一つよろしくお願いします」
松「(どういう話なのか)聞いたところによると
四草のバイトしてた中華料理屋の話になるらしい」
と、冗談を。スピンオフ組に拗ねたのか、
松&よ「僕、出てまいも~ん!!」
と、二人して口を揃え、笑いに包まれる。(*^o^)乂(^-^*)
五木ひろし話。
「あの人、紅白でもふるさと歌わなかったじゃないですか。
歌ったら、後ろででも出れると思ったのに…」
阿久悠さんの歌になってしまった。
松「(スピンオフは)ロードムービーみたいな…」
吉「ええことおっしゃる!」
昔、吉朝とキッチュで一字違いということで、
「吉朝とキッチュのメルトダウン落語会」という会があったと。
吉朝さんは中島らもさんに新作を書いてもらったが、
二日で覚えられない!ということになり、吉朝さんが…
「はい、今からリクエスト落語会です!」(笑)
吉「途中で止める師匠なんて初めて見ましたよ。
二日で50分の話は覚えられないでっせ」
ある日米朝さんが吉朝さんに、「一字違い」のキッチュさんのことを聞いた。
吉朝さんが「迷惑してんねん」とおっしゃったそう。
なぜなら、営業に行くとものまねを要求されてしまうから、と。
吉朝さんと松尾さんは好きな車つながりがあったそうで、
ナンバープレートまで、ひらがなの一字違いだったほどの奇縁であったと。
吉「落語は昔から?」
松「メルトダウンの次は、吉朝さんのテープで覚えて『くっしゃみ講釈』を」
高田文夫さんの会でやった。
吉&よ「すごいですね」
何がどんな風にすごいのかが、よく分からない状態だと松尾さん。
吉朝さんとゆかりのあるキッチュさんが、こうしてドラマで一緒になる
というのも、不思議なご縁…と吉弥さん。
この後、松尾さんがDさんと飲んで…という話をなさったが、
内容があまりにも危険な香り。
吉弥さんもよね吉さんも二人して、ものすごい微妙な顔になり、
会場も失笑。
…ということで、トークショーはお開きとなりました(^o^;)