目まぐるしく変わるEC環境 | -好きなことで、生きていく-

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仕事が忙しく手が回せないため、不定期更新になります。
掲載写真は、スマホがメイン/デジ一がサブです。
基本的に東京は都内ネタ、他家電やら仕事ネタが主です。

自前でサイトを作らずとも各マーケットが持つ知名度や広告によって成り立つECサイトは非常に便利でいいのですが、その反面めまぐるしく変わる規約、仕様によって翻弄されるのは最大のデメリットですね。

 

※物撮りはスキルを売っている訳ですから、自前のサイトがあります。またそういったマーケットもあり利用はしていますが、あくまで余暇を潰すための仕事ゆえ注力しておらず…苦笑。サイト復旧までに機会があればこの件は追々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、不要在庫を流しているサイトのうちの一つであるラクマ及びフリマが統合され、また一つの時代が終わろうとしています。

一つ残念なのが、今回は他サービスと異なり恩恵はほぼなく旨みなし。

過去にも色々なサービス終了が告知され、ビッダーズ、MSN、楽オクと様々なサイトが終了し、出店者側から見るとそんな中に生まれる特需の恩恵というものは計り知れません。

大抵の場合、色々な形で利用者にポイントが付与されており、それらを終了までに使い切る必要があるためにユーザーの数だけ販売率が上がるといった具合です。

またある時期から出品自体を行うことができず競合が徐々に減っていくため、ポイント消費でやっきになるユーザー、またたかをくくり強気で販売する出品者…、これが毎度ながら見られる光景で、双方winwin状態となっていました。

 

 

 

 

しかし、今回は移行に関してスムーズな対策を楽天が取ったため、特需を狙っていた出店者にとっては手痛いものとなったはず。(僕含め)

 

 

 

 

 

残金だけでなく出品移行サービスもあるため、片側でしか使用していない方は移動するのがいいかもしれませんね。

 

ちなみにうちは統合しようがしまいが利用者数は横ばい…というより若干落ちている気がしないでもないためどうでも…といったところであります。

 

ラクマ、フリルのいい点は、競合が少なく強気な価格を提示できる上、今のところ手数料がない点ですね。

 

速報にて第4の通信事業者としての新規参入といった記事が出た際に、そこで得る利益云々よりも市場への誘導を主としているとのことでしたから、こちらも改悪されないことを祈ります。

 

 

 

 

 


またフリマとラクマが統合される中、ヤフーは決済システムを一つに統合。

 

煩雑になる入金確認を省けるのはとても素晴らしく、各出品者による手持ちの口座の差異を解消できた点、これはフェアでいい事なのですが、受け取り口座の指定がほぼ強制であり、全出品商品に関して今現在手動操作となっている件。

 

この手間はいただけません。ちょうど契約問題で手直しする項目が多岐に渡っており、1ページ1-2分で済まない状況です。それが2000ページ強。

 

とはいえ、みなが同じ状況だからか少ない商品になりながらも順当に売上げを叩き出しています。

 

問題はどのジャンルのどの商品から設定をし直すか、ここが重要で稼ぎ時でもあります。

 

(B)CtoC(B)間であればヤフオク一押し。競合が多く薄利多売になりがちですが、ショッピング以外ではユーザー数も一番といって良いほど多く、すばらしい利益を叩き出すことが可能です。

 

 

 

 

 

ちなみに、売上なんて書くと嫌らしい話になるのでランクを…。

 

こちらは出店者に掲載が許される(表示される)、ヤフーに貢献しましたと云わんばかりのランク制度になり、様々な場所へ掲げることができます。

 

自動的に表示されつづけ長らくシルバーランクなのですが、そろそろゴールドを叩き出してみたいですね。

 

楽天市場でもですが、万が一ランクが格下げされた際に気落ちしてしまうので僕自身は一度も掲載したことがないのですが、もし?もしゴールドを獲ることがあるならば、掲載して見たいと思っています。

 

ちなみに大まかなランクは、

  • 10万~29万9900円…ブロンズ
  • 30万~99万9900円…シルバー
  • 100万~999万9990円…ゴールド
  • 1000万以上…ダイヤモンド

ダイヤモンドは個人レベルで叩き出していている人を見たことがなく、何れも法人になります。(知らないだけで居るかもしれませんが。汗

 

ちなみに上記は粗利の話ではなく、あくまで売り上げに絞ってランク付けされる制度です。

 

んじゃあ粗利は?と、もうちょっと深く掘り下げますと、ヤフオクのみで四大平均初任給くらいとなり、まだまだ見直しの必要がありとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして改悪?つながりでもう一つ。

 

ECを主軸にするのであれば楽天市場は押さえておくべき企業。

 

ほっておいても売れる…は大げさですが、堂々の1位を保っており、計り知れない広告効果を勝手に生み出してくれる点は非常に頼もしく、問題は市場でぶつかる競合を考えるのみ。(まあここに関わらずどこのマーケットでも同様ですが。

 

ある程度リサーチ力があり、商材、競合、値付けなどを把握し打ち出していけるなら出店はありだと思います。

 

 

 

ちなみに、今回のヤフーと同じく楽天市場も過去に似たようなケースがあり、撤退を余儀なくされた企業が相次ぐといったケースが多々ありました。

 

楽天市場が銀行振込の振込先を楽天銀行に限定。猛反発のサウンドハウスは撤退を宣言

 

全出店者に対し一方的に強制的に口座を開設され選択肢がなくなる状況に…。

 

予断ですが、一時期こちらのサウンドハウスさんには卸の関係上、お世話になっていました。

 

対応もよく商品カタログはしっかりとしており、見応えのある内容で商品が豊富とくれば利用しないてはありませんからね。

 

ただし、売れます。売れるのですが、やはり大型かつ管理に神経質になる製品が多く、今現在はスペースの都合上もあり取引をしていません。

 

 

 

そして最大級の改悪とも云える謎制度。

 

楽天迷走!今度は違反点数制度の導入~違約金最大300万円!

 

消費者側には全く関係のない話ですが、出店者側は…苦笑。

 

もちろんモール運営をしていく上で看板を汚す者は見過ごせないというのは分かりますが、流石に厳しいですね~。

 

明細の入れ間違いすら違反点数として加算され、上記リンク先には記載が見られませんが、評価点がどのような理由であれある一定を下回ると調査費なども発生します。※他所へ移ったため今現在はどうなっているか分かりません。

 

ま、何の落ち度もない言いがかりだったとしても一方的で取ってつけたような理由を持ってこられたとしても消費者側を守る立場になった訳です。言ったもん勝ちとは…、そしてその体質はCtoCでも見られ、そこは正直、中立の姿勢をとるメルカリの方がカスタマーの質は上だと実感しています。

 

ただし、消費者視点からはというと、異常なくらいに過度なカスタマーサービスの対応を受けることができるため、恐らくどのモールよりも安心して利用ができますね。

 

ちなみに、景表法違反、明細書トラブル、上級表現、レビュー投稿の流用、検索ブランドネームでの釣り、著作権・肖像権・パブリシティ権等を侵害して販売、検索用文字列、おまけを用いたレビュー投稿、レビュー投稿を条件とした特典付与、ここら辺は知ってか知らずか普通に見かけます。

 

 

 

本来必要な広告なく出店できるのは敷居が低く非常に魅力的なのですが、このような目まぐるしく変化していく状況がEC市場のデメリットだと思います。

 

本当に数年?下手したら一年毎に何かしら手直しを余儀なくされるのでかなりの手間が発生します。

 

とはいえ自前サイトの場合はSEO必須ですし、僕の場合は今の現状で上手く回しているためそこまで、ということもあり落ち着いている訳ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後に、

 

1位メルカリ、2位Amazon、3位楽天――ホーム画面設置率が高いECアプリ

 

意外でした…。

 

フリマとしてはメルカリが一番ということは言うまでもないのですが、アマゾンや楽天を抜いているとは。笑

 

ラクマ云々は関係なく、アマゾンはトラブルさえなければ今年の頭より出店を予定していました。

 

売れることは分かっていましたが、回らなくなった際の回収用として敢えて後手にし他の様子を見ていた訳です。笑

 

にしても同じ商品を回していてなぜメルカリのみ突出してクレームが入るのか理由が解けたような気がします…、利用後数ヶ月目にして分かってはいたことですが色んな意味で精神年齢が低い方が多いです。

 

「新品に傷」「タダで解約させろ」「飛行機で謝罪へ」

 

↑こんなのはざら…というより日常。ま、カスタマーを間に挟めるので飛行機で謝罪なんてのは流石にないですが…。

 

各マーケットで販売を行っており、その分出る数も月間数十ではなくかるく数百はいきますから、新しい製品を扱い始めたとしても自ずと製品の良し悪し、不良率、公差は一ヶ月もあれば分かりますし、運送に至っては当初から数え何十万点送っているか?破損確立や紛失率さえ有効なデータが出揃っているため、メルカリだけ異常に高い数値を叩くことに非常に違和感を持ちます。

 

もしメルカリで月間売上15も叩けなければ今頃辞めているでしょうね。

 

にしてもショッピング&オークションとフリマの決定的な違い、後者は夜間帯にリアルタイムで動けることが必須となるため、今現在は減収幅が広く頭が痛い限りです。

 

即座に返答がなければ要らない。またコメント必須という謎ルールを誰かがし始めた結果、在庫抑えというような状況や、購入意思を示したまま放置、もしくは即座に返信できないのであれば要らないと言うケースが全体の3割以上に上っています。

 

こちらは回転率重視な訳ですから、妙なマイルールのコメント制度にしてしまうとやり取りが煩雑になりますし、こちらとしては在庫をしているからこそ出品をしている訳ですから、確認なく購入に進んでくださいと常々思います。

 

また購入をいついつまでにであったり、購入意思を示され放置されるとその間に他の購入意思ある方が見送られたり躊躇されるというケースに陥るため、断るであれば断るですとか、皆礼節を持って迅速に対応してほしいものですね。

 

 

 

最後に、フリマはどちらかというと初心者が集まる傾向が多いため、ソートはおろか条件検索をされない方が大半です。

 

なので決め手は…、ジャンルにもよると前置きをして、閲覧時間が多い16時~0時頃までに集中的に出品を行うこと。これに限ります。

 

ソートを利用しない=出品時点でどんどん他商品に埋もれていくことになり、うちしか扱ってないよというような差別化を図ることができれば別ですが、通常は販売確率は徐々に下がっていきます。勿論条件に合わせたところで売れないものを出したところで売れないものは売れませんが。笑

 

 

 

僕のところは取り扱い商品数が多いこともあり時間帯を外してしまう事もままありますし、現状では照明の使いようがないためアレですが、出品時間帯及び即レスができるかどうか、ここが本当に重要なポイントになります。

 

 

 

どちらにせよ現状では、物撮り0+CtoCでは3割減収と商売が上がったりになっているので、ここら辺は早期に立て直ししたいところですね。