DTC-ZA5ESのお取り扱いにつきまして



DTC-ZA5ESでは、新しいDATカセット(一度も録音していないDATカセット)を入れた際、

またはテープ冒頭部に未録音箇所のあるテープを入れた際に、リーダーテープ部を検出するとテープにリードイン領域(テープトップを識別する信号)が自動的に記録される仕様になっています。

録音済みのDATカセットを入れた場合とデッキの挙動が異なりますが、DTC-ZA5ESの仕様です。



音が途切れたり、音が出なくなった場合につきまして。

お手持ちのテープでノイズが発生したり、音が途切れたり、音が出なくなりましたら、

おそれいりますが、次の対応をお願いいたします。

①クリーニングカセットを5秒前後走行させてください。

②正常に録音されているテープをDATデッキにセットして正常に音が出力されるかどうかご確認ください。

③正常に音が出力されない場合は上記の①と②を繰り返してご確認ください。

※上記を3回繰り返しても解消しない場合は、クリーニングテープで解消できる範囲を超えた汚れが発生していることが推察されますのでクリーニングテープのご使用を中止してください。

あるいはデッキおよびテープの記録時の問題の可能性も考えられます。
 

その際は、おそれいりますが、デッキと音が出なくなった時点のテープをお送りください。

当方で内部を分解して、ヘッドのクリーニングをさせていただきます。

 

DTC-ZA5ESでクリーニングカセットをご使用になる際につきまして。

DTC-ZA5ESは、テープを本体にセットした時点で、数分間、ヘッドが回転を続ける仕様になっています。

ですので、クリーニングカセットを本体に入れたままにしますと、数分間(長時間)、ヘッドがクリーニングテープに接触したままの状態になり、ヘッドの摩耗を早めてしまうおそれがございます。

クリーニングカセットをご使用の際は、クリーニングカセットを本体にセットして、
ローディング動作が完了した時点で、直ぐに再生させ、5秒後に速やかにEJECTボタン(OPEN/CLOSEボタン)を押してクリーニングカセットを取り出してください。

お手数をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

 

「スタートID等のアフレコにつきまして」

テープの物理的な変形、テープパスがずれた状態で録音されたテープ等に、

スタートIDのアフレコ、リナンバーを行いますと、IDのアフレコを行った箇所にノイズが入ったり、音が途切れるようになる場合がございますので、

スタートID等のアフレコは極力、お控えください。

 
 

重要 巻き戻し後のテープ取り出し(EJECT)につきまして

デッキはテープの頭まで巻き戻した後に、①リーダーテープの部分を少し送る動作を自動的に行います。

この動作が完了して、テープが完全に停止した後に、OPEN/CLOSEボタンを押してテープを取り出してください。

上記の①の動作が完了する前にOPEN/CLOSEボタンを押してテープを取り出しますと、テープによりましては、テープに傷が付いたり、テープがカセットハーフからはみ出してしまうおそれがございます。

また、OPEN/CLOSEの操作のみを何度も繰り返すとテープに傷が入る場合があります。

 

「CLEANING」が表示された時は


DTC-ZA5ESは内部にヘッドのセルフクリーニング機構を搭載しています。

約10時間の走行後に、電源を入れた時に、約10秒間、
「CLEANING(クリーニング)」が表示されます。

この時、デッキは自動的にヘッドクリーニングを行っていますので、「CLEANING」の表示が消えるまで、操作をお待ちください。

「CLEANING」表示が出ている時は操作ができません。

 

「SBM(スーパービットマッピング)につきまして」

 SBMは録音時にのみに働く機能ですので、再生時はON/OFF、いづれの位置でも音質の変化はございません。

SBMをONにして録音しますと、人間の聴力の最も敏感な3KHz~4KHzで20ビット相当の分解能が得られます。
 

SBM録音したテープは、SBMが搭載されていないDATデッキで再生させることができます。
(SBM録音されたテープの高音質をお楽しみいただけます。)

SBMは、アナログ入力でのSPモード(標準モード)で録音された時にのみ働きます。

LPモード(長時間モード)での録音、デジタル入力での録音時には機能しません。

 

DATテープ(DATカセット)のお取り扱いにつきまして。


適切な言葉が思い当たらず上手くご説明できないのですが、数年間、ご使用になっていらっしゃらなかったテープは、テープの巻が固まったような感じになり、早送りの途中で何度も止まったりしてテープのおわりまで送ることができない場合がございます。
 

その場合は、一度、テープのおわりまで再生させて、巻き戻しを行っていただきますと早送りできるようになる場合がございます。

※テープの状態によりましては回復できない場合がございます。
 

テープを巻き途中の状態でDATデッキから取り出し、長時間(長期間)放置すると、その箇所とテープの冒頭箇所に物理的変形が発生し、記録再生に影響を与える場合がありますので、テープの最初まで巻き戻してから保管してください。
テープ終端付近の物理的な変形を防ぐことは困難です。
 

また、取り出した状態でそのまま放置(ハードケースなし)すると、チリ・ホコリの付着等により部分的なドロップアウト増加につながります。
 

ホコリ等をシャットアウトするためハードケースに入れて立てた状態で保管してください。

磁気テープの寿命は、ベース、バインダー、バックコート、潤滑剤などに使用されているプラスティックやゴムといった有機高分子材料の劣化速度に依存しています。
 

この速度はきわめてゆっくりしたものですが、熱と水分によって加速されます。

理想的な保存環境は、温度15 ゜C ~25 ゜ C 、湿度40 %~60 %RH となります。
 

上記の条件外では劣化が早まるおそれがございます。 


その他、お使いになっていただきまいして、お気づきの点がございまいしたら、遠慮なく、お申し付けください。