みなさんこんにちは。焼き鳥のねぎまの「ま」は「まぐろ」の「ま」だと最近知って驚愕したエデュパークの豊永です。ずっと「間」だと思っていました。

 

さて、現在ミラコラ広島では、子ども達に「1日15秒プレゼン」というものにチャレンジしてもらっています。

 

 

「1日15秒プレゼン」とは、その名の通り自分の一日を振り返って、その日あったことや学んだことをプレゼンしてもらうという宿題です。

プレゼンの様子はスマホ等で撮影し、毎日投稿してもらっています。毎日です。(こんな小学生は全国を見渡してもいないと思います)

 

子ども達だけにやってもらうのもアレなので、私豊永も毎日投稿しています。「おれは毎日やってやるよ!」と子ども達の前でかっこつけて誓った手前、休むことなどできるはずもなく、正月休みも毎日動画を投稿しました。(笑)

だれか褒めてください。

 

「1日15秒プレゼン」のねらい

私が「1日15秒プレゼン」を宿題に取り入れた理由はいくつかあります。

 

課題を楽しく続けて欲しい

ミラコラで宿題を出している理由はシンプルに「学びを習慣化して欲しい」からです。

ミラコラの授業は月に一回しかないので、成長していくためには毎日の取り組みというのがとても大事になります。

 

しかし、「毎日続けよう!」と決意してもなかなか習慣化に至らないのが人間というもの。

歯磨きのように習慣化してしまえば楽なのですが、これがなかなか難しい。

決意→習慣化のプロセスには、とてつもなくやっかいな壁が立ちはだかっています。

その壁をぶち破るために必要なのはずばり、「楽しい!」という感情です。

 

普段子ども達と関わっていて思うのは、子ども(特に低学年)というのはつくづく「自分の話を聞いて欲しい」生き物。いつも学校であったことや、休みの日こと、ゲームのことなどを頼んでもないのに話してくれます。笑

 

大きなステージで発表するとなると緊張していやがる子が多いですが、親しい人に自分が経験したことを話すのは、「楽しい!」と感じる子が多いように感じたからです。

 

 

家族での会話を増やして欲しい

小学生でスマホを持っている子は少ないので、動画を撮影する際は、親のスマホを借りるか、撮影してもらうしかありません。そうなると、親自身も「この子はこういう風に物事を捉えているのか」というのを知ることができるし、子どもの発言を起点とした会話が生まれます。

 

この宿題を始めてから、ありがたいことに「親子で楽しんで取り組んでいます!」と言ってもらえる機会が増えました。

 

 

要点をなるべく短く、論理的に説明する力をつけて欲しい

一日のプレゼン時間は15秒、最長でも30秒としています。15秒で説明しようと思ったら、求められるのは「要点を論理的に話す力」です。

ただ、アウトプットするだけでなく、コンパクトかつ分かり易く説明する力をつけて欲しいと思っています。

 

1日の質を上げて欲しい

これは自分がやってみて感じたことなのですが、毎日動画をアップしようと思ったら、ある程度充実した1日を送っていないと何もしゃべれないんです。(笑)「良質なアウトプットは良質なインプットから」とよく言われますが、まさにそう!ぼーっと1日を過ごしていたら何もしゃべれません。いろいろなことを体験した人の話が聞いていて面白いように、いいプレゼンをしようと思ったら、ある程度考えながら毎日を過ごす必要があります。

 

プレゼンを習慣化すると、ものすごいことが起こりそうな気がする

もし、子ども達がプレゼンを習慣化でき、この宿題を半年・1年と続けていったら一体どのくらい成長するんだろう?と単純に興味があります。

冒頭でも述べたように、プレゼンを習慣化している小学生なんて全国を探してもほとんどいないと思います。始めてまだ1か月ですが、これを続けていった子ども達がどのように育っていくのか、楽しみです。結果が出るのは、まだまだ先ですけどね、、、。

 

 

以上がこの宿題を取り入れたねらいです。

 

保護者の方の協力ありきの宿題なので、当然投稿できない日もあるだろうし、保護者の皆様にご負担をかけているのは重々承知なのですが、一緒にプレゼンを習慣化して成長していければ、嬉しい限り!!

私も毎日投稿頑張ります!

 

現場からは以上で~す。

 

 

 

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