FORMURA 602シリーズ、言わずと知れた名器である。
ブライトな輝きと透明感のあるサスティーンが売りのPAISTE。
602はダークで枯れた深みのあるサウンドが多くのドラマーの支持を集めた。
もうずいぶん昔に廃盤になっていたが、復活を望む声に応え21世紀に蘇った。
写真のSOUNNDEDGE HHは復刻ではなくヴィンテージ・オリジナル。
ボトム側のシンバル周辺部が波打つ独特の形状。
ハイハットをクローズした時にエアロックが起こらず、クリアなサウンドが得られる。
また、この形状によりクローズで叩いた時のサウンドがタイトになり過ぎないのが美点。
ハイハットに限らず音が『点』になり過ぎると共演者から演奏しにくいと言われる事が多い。
SOUND EDGEの音は「チキチキ」というより「ジャリッジャリッ」という感じ。
この微妙な音の長さの違いがグルーヴに非常に大きな影響を与える事を知る人は少ない。
これはとあるドラマーの私物で14"だが、私はサイズ違いの15"を持っている。
サイズの違いによりピッチ感だけでなく音の長さも微妙に違ってくる。
レコーディングではエンジニアやプロデューサーからハイハットに対して注文がつく場合が多い。
シンバルはチューニング出来ないだけに選択肢を沢山持つに超した事はない。
