夜寝る時に、羊を数えたことある? ブログネタ:夜寝る時に、羊を数えたことある? 参加中
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まず、奮闘記がフィクションだと思われてる、あなた
ノンフィクションです。うそ偽りはありません。
最終章を迎える前に少しお話でもしましょ。


皆さんは子供のころ、次の日が凄く楽しみで
眠れなくなったことはあるでしょう。

俺も昔は普通の男の子でした。 (今はその面影など微塵もありませんが・・・)
何かイベントのある前の日の夜は眠れない。。
子供心になんか 火がつくんでしょうね~

誰に教わったか、俺も羊数えてました。 あるときまでは・・・

ひつじが一匹・・・羊が2匹・・・  を想像する、それが効果的なのでしょうが
羊は俺にとって文字でしかなかった。 

羊が一匹・羊が二匹・羊が三匹・・言っていく間に 何か数字の邪魔をする・・・
子供心に違和感を感じた・・・

ひつじ!!   

途中で数が分からなくなる・・・(俺は悪くないよ。)

なんだ!この羊は??  何様だ??

10の位を過ぎた頃だろうか・・・
あれ?さっきの数字はなんだったかな?  
最初からやり直しだ~~

くそ!!羊め!  
俺は羊に凄く嫌悪感を感じたのだった。

何で羊なんだ~~羊って言い始めたやつは どこのどいつなんだ?
俺にとって羊なんて そんな 身近な存在じゃないぞ。 
えらそうに!俺の夢を侵す気か?・・
無邪気な俺は羊に憤慨していた!このときはいつになく・・

もう俺は忘れないように前の数字を頭に入れながら、声に出して言ってみる。
(俺の声がうるさいのか、俺の家族がうなされている・・・)
俺の脳は活性化され、どんどん時間は過ぎていく。。
これは俺の脳の戦いなのだ。 羊が勝つか俺の記憶力が勝つか。
俺も馬鹿だったよな。。
仮想の羊に勝てるわけもなく、ひつじの出現に俺はなすすべがなかった。

なら、俺は思い立った!
羊を消し去ればいいのだ。
なんだ、簡単なことじゃないか・・・これなら邪魔されない。

はじめよう。。

1、 2、 3、 4、 ・・・・・

いけるぞ!!これなら結構、いけるはずだ。。
どんどん数が溜まっていく・・・  
羊よ、もうお前の出現はありえないのだ。 この世界は俺のつくる世界。。。

俺が創造主なんだ~~


俺は今、画期的発明をした。 眠るとき 数字を数える・・・
ん?ちょっと待てよ。。なんか風呂からあがるときに見る光景だぞ?

普通に数を数える。。

こんなこと、寝る前にしなくていいんじゃないか?


もう、いいよ・・・疲れた
俺はもう、考え疲れたので寝たいんだ!!


この時、学んだこと。
それは、 眠れないなら脳を使えだ。



子供ながらに俺は悟った。
は俺にとって無意味な存在なんだ。