BUKALAPAKの返金が鬱陶しい話。
インドネシアでは、「信用ならないが、しかし強力」なECサイトが発達してきている。個人的に好みなのはBukalapakが品ぞろえが良く、割とユーザインターフェースも日本人にとって使いやすい。もちろん路面店で実物を見ながら買い物をするのが最も確実なのだが、ちょっとそこまで行くにも車が必須で渋滞に巻き込まれて、、、というのがめんどくさい。特に自転車店というと、結構ある場所が限られていて、なおかつ在庫もまちまち。いい店と言うとTangeran方面に集中しているので、どうしても遠出が必要になるので買い物一つとっても実にめんどくさい。そこで活躍するのがECサイト。日本でも田舎に住んでいたので、そのへんで手に入らないものはとにかくamazon頼りだったから使うのは違和感がない。そこでいろいろと買ってみたが基本的には、まあ日本のamazonと大差ないのだ。ポチって、決済手段を選んで、銀行送金で払うだけ。(クレカは別件でクソローカル銀行のせいで止められているので諦めた)他にも支払手段は多く選べるが、日本人が楽なのはネットバンキング経由かデビットカードか、それかクレカだろうか。決済後はアパートの受付に届いているという、何なら受け取り問題がないぶん日本よりも楽チン。とおもいきや、やはりここはインドネシア。XTのブレーキセットを注文したところ、期日までに届かない、というか発送がされない。店に聞いたら、「ちょっと待って。在庫入ったら送るからさ」とのこと。いかにもネシアらしいが、そもそもBukalapakで表示されている商品は多くが在庫なしだったりする。「残り在庫数2!」とか表示されていても、問い合わせると「Kosong Om..」(ありませんわ~)とか言ってくる。Bukalapakはシステム上、規定時間内に発送がない場合に自動で返金処理が行われる。これはAlibaba系のサイトでも同様のユーザー保護策が取られているが、Bukalapakではここが地味に面倒。最初の支払いは現金処理による通常の決済で支払われるが、返金処理はBuka DonpetというBukalapak内の電子マネーと言うかポイントとして返金がされる。今回はXTの新品ブレーキセットを買ったので2.8Juta支払ったので、2.8jt相当のポイントが即時戻ってきた。この処理自体はCRCやwiggleなど自転車国際通販でも一般的だが、驚くべきことにBuka DonpetはBukalapak内のサービスにもかかわらず、決済手段として選択できないのである。「2019年2月からBuka Donpetは決済できなくなったよ、ごめんね♥」というメッセージが出てくるので、じゃあ帰ってきた私のポイントはどこへ行くの????😂さて、どこへ行ったのか。メッセージを細かく読んでみると、「Buka Donpetのポイントは決済サービスのDANAにトランスファーしてね」と書いてある。DANA、というのはどうやら別の決済サービスで、実質同等の機能を果たすらしい。よしわかった、DANAに移してあげよう。と思ったら、なんとDANAのポイント保持上限はわずか2jtなのである。😤アホか。だれにむこてアコギなことぬかす。。。。入金額2.8jt ー DANA入金額2jt = 残り0.8jtこの残余分はまずdanaに移管した分を使い切って、再び移行できるそうな。何という無駄な制限。いずれにせよ、急ぎブレーキを調達したいので、他の候補を探し回った。XTブレーキセット在庫あり 2.4jtDANAを使って、しゃあない追加決済で。。。。買えへんやんΣ(゚Д゚)amazonポイントのようにポイント併用の決済もできないのである。まさかの全額を再度現金決済しなくてはならないとのこと。ここはインドネシアなので、文句を言っても始まらない。そしてDANAの最大の注意点は「再度の返金には応じられない」ということだろうか。例えば今回2jtもの行き場をなくしたポイントを使おうと、適当にポチポチっとヘルメットでもかってみるとする。もし、これが在庫無しで、しかも店の対応がしょぼかった場合、返金がされないのである。(少なくともそう読めた)恐ろしいことに、一度でも信頼できない店舗に当たると、次から拙いインドネシア語でBukaapakにカチこむわけにも行かないので、これからはとにかく泣き寝入りしないように店側への在庫確認と早期発送リマインドを繰り返す必要があると痛感したのであった。。。いや、やっぱジュタ超えの物品を買うなら、面倒でも店に行くべきですなこの国は。笑