人間は

失うことと得ることに関する

感情的な影響度は異なると言います

失い方が大きく

得ることのほうが小さい


それを客観的に考えることができれば

よいのですが、難しいです


できるだけ客観的判断ができる状態に近づけるために、判断軸を設定することが重要です


判断軸を考える方法は、

コストとパフォーマンスの2軸で考えるのが

一つの考え方です


コストとは、

時間や人的リソースを

パフォーマンスは言い換えるまでもないですが、

効果を指します


この判断軸をもとに

目的を達成するために何をすべきかを

パターンとして列挙し、

2軸で評価し、

優先順位をつけていきます


これをしないことによっての事象は、

例えば、次のようなことが起こります


とりあえず、調べるためにリサーチに着手し、

さまざまな文献にあたるも、

どうまとめて良いか、

調べたことから出せる示唆が見出せず、

当たり障りのない一般論や

印象に残った文献の記事を引っ張り

自身の主張としてまとめる


こう言ったことにならないように、

何を目的にしているのかをはっきりさせた上で、

優先順位をつけて、

時間的に難しければ、優先度の高いもの以外はやらないとしなければなりません


時間内に一通りのことを完成させて

もし時間が余ったら

それ以外の優先度の高いものから

また着手していけば良いのです


ここでもう一つ、

目的を設定する際に注意する必要がある観点があります


目的をできるだけシンプルにさせる作業を入れるということです


目的といっても、

「ディスクロウズアジェンダ」

隠された目的がある場合があります


表面的な目的の下に隠れている目的です


それをすべて達成させようとすると、

手段を選定する際に

正しい評価ができず、

結局、手段を実施した後に結果がでない

と言ったことが起きます


これを防ぐためには、

ディスクロウズアジェンダを達成する必要があるのか、目的自体の優先度付けをしてから

その後のアクションを実行するようにします


自分だけの問題であれば、さほど問題はないのですが、不特定多数が関わるプロジェクトの場合は、

ディスクロウズアジェンダについて、

今回実行しないことを合意することが重要です


一度、言葉で断りを入れて、

とある理由により今回の目的から排除することを共有し、今後アジェンダとして検討するのか、やらないと決めるか、いずれかの選択をします


そうすることで、

サイレントクレーマーを防止し、

あとでちゃぶ台返しされる可能性を

低くすることができます


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本日やいたバナナケーキ





昨日作った

いわしの骨までほろほろ煮