ブログもそうだと思いますが、コンサルティングにおいて資料作成する際、できるだけ文字数を最小限にする工夫を心がけた方が良いとされています。


Youtuberの方の動画内容にも

「Instaの投稿のつかみは、10時間ほどかけました」と2.5秒の中にどの言葉を当てはめ、どう組み合わせたら心地よく聞こえるかを考えたらしいです。


コンサルでは、プレゼン資料の内容及び言葉を洗練させる作業をクリスタライズと言ったりしますが、クライアント文化によってもどの言葉が親和性があり、受け入れやすいかといった観点も非常に重要になってきます。


ただし、もちろん中身が重要なので、言いたいことの中に深い示唆は入っていることが前提です。


たまに、言葉だけ洗練されて、見かけはいいが中身がない資料もあるのでしょうが、クライアントの方が知識量が多いので、そういう資料はすぐわかってしまいそうです。(something newがないと)


「示唆を出す」とは何を出しているのでしょう。

昨日たまたまマーケティング関連の動画を見ていると、良い言葉だなと思ったので引用させていただきます。

『人が日頃気づかないけど、言われるとその通りだよなと思えること』(※ニュアンスだけ)


この動画です。

もともとP&Gの人みたいで、P&Gといえば有名なのは森岡さんです。


この動画の中で「示唆」を理解する上で良いなと思ったのが、


既存リソースの再発見


という概念です。


新しい使い方や切り口で既存の資産(人的リソース、ツール、その他)を見直した時に、これまでにない結果をもたらしてくれる


というのがまさに示唆で、これをクライアントに気づかせる仕事はコンサルティングと変わりません。


どうやって課題を解決するか、方法論を検討する際に、コストと効果の縦横で考えて、


コストが低く

効果が大きい


ものから始めるのが得策とは常々言われていますが、まさにこれに相当する考え方です。


ただ、これは非常に難しいので、コンサルティングで1、2年やっただけでは、経営者に刺さるようなものを出せるとは思えません。


3〜5年スパンでこのようなことを考えるスキルを身につけるためにどうするかを考えたほうが健全だと思います。


1、2年でできたら、そもそもパートナークラスなので、アナリストやコンサルでいる訳がなく、飛び級の逸材。


そういう人は勝手にやらせておけばいいと思っており、自分のほうは着実に成長することだけ地道にやるだけです。


自身の強みは、ITの進め方がわかること、具体的にはVモデルベースで要件定義から詳細、設計開発に至る流れと、発生する課題に対してプロジェクトマネージャー的な役割も担えることです。


エンジニアとも物怖じせず会話できますし、複数関係部署ともリレーションを構築しながら進めることができます。


そのアドバンテージを持ち、業務の解析度を上げることで、精度の高い課題抽出を行えると考えています。


地に足ついたトップ(経営者相談役)からボトム(現場)まで腹落ちした施策を展開するには業務に関する理解が不可欠だと思うのです。


その中で重要になるのが、コンフリクトマネジメントという考え方です。


会話したくない相手こそ積極的に課題を見つけにいく姿勢が必要になってきます。


突然話は変わりますが、今日の晩飯は手羽先の甘煮を作りました。下のレシピを参考に、豆板醤を入れて辛さもトッピング。