キャリアを戦略的に考えたことがなかった自分自身からするとキャリア戦略と言ってもピンとこないのが正直なところでした。


コンサル業界の武勇伝などを聞くと戦略系カッコいいと思うのは誰しも通る道のような気がしてしまいます。


「深夜まで資料作成に追い込まれて、使われた資料は1スライドのみ」といったこと、コンサルにいると絶対聞くといっても過言じゃないです。


漠然とそのような体験を通して人は成長するのかと思ったりするのですが、果たしてそうでしょうか。


今の自分は、「キャリアで獲得したい要素を許容できる時間軸で進める」ことが良いと考えています。


「死ぬほど働いて短期間に成長する」

これをあえて冷静に獲得した後の自分が今の自分に諭すと思って考えてみます。


”死ぬ思いをして獲得した要素”とは何か


を言語化し、


自分の今持っているスキルセットを活かしながら

(できれば楽しみながら)獲得するならばどれくらい時間がかかるのか


そして段取りや順番を入れ替えることで

もっと効果的に欲しいものが手に入らないか

を考えてみる


それがキャリア戦略なのかな〜。


大事なのは、


自分の欲しい要素が何か


を定めること。


そのあとは自然に


自ずと理想とする姿にいつ頃なれるかの見当がつく


その時間軸が気に食わなければ

順番の見直しを図るか、密度を上げるかくらいしかないので、自身の価値観と照らし合わせて「無理のない範囲で」折り合いをつけていく。


体調を壊したり、精神的にダウンして周りに気を使わせてしまうのは、結局タイムロスでしかない。

全体最適な視点から見ると賢い戦略とは言えません

なぜなら家族がいるのであれば、家族が心配するでしょうし。


獲得したい物を順番を変えるだけで、

同時に2つ獲得できたり、

ステップ数を増やすことで精神的に

無理なく経験値を貯められる

その状態を理想として究極的に近づけていく

そこを頑張る💪


(感覚としては)知らぬ間に身についていた、なんてことになったらサプライズ的な楽しさも味わえる


自身の価値観を無視せず正面から向き合い、今持っているアドバンテージをフル活用することで、今を楽しみながら成長することができるはず


それが樂に生きる力とも言えます。


「樂に生きる」ってことは、やりたくないことをやらないということもありますがもう少し深い気がします。

自身のやりたいことに真面目に楽に最大のパフォーマンスを出すことを目指したい


そうすることで、周囲にも伝播し、好循環が生まれる、それがさらに伝播する、それは組織づくりにも繋がるから、マネージャーとしても磨かれる