レミリア「咲夜~、いる?」

咲夜「どうなさいました?お嬢様」

レミリア「フランを見なかった?先から見当たらないのだけど…」

咲夜「いえ、見てませんが…お部屋に戻ってませんか?」

レミリア「そうね。20分も経ってたら戻ってるかもしれないわね。ありがとう、一度見てくるわ」

咲夜「……。大丈夫だとは思うけど…少し心配ね…一応外に出てないかだけ確認しましょう…」


美鈴「あぁ、それでしたらこの先を右に曲がって…」

咲夜「どうしたの?」

美鈴「あぁ、咲夜さん。こちらの方が道に迷ったみたいでして」

「いやぁ、参りましたよ。用事があって来たら今度は帰れないんですから。ハハハ…」

咲夜「そ、そうですか…」

「とりあえず帰り道はわかりました。ありがとうございました」

美鈴「いえいえ。今度は迷わないように気を付けてくださいねぇ~」

咲夜「……あれ、こんな曇ってたっけ」

美鈴「あぁ、急に太陽が隠れたんですよ」

咲夜「太陽が隠れ…そうだ、フラン様を見なかった?」

美鈴「見てませんが…見つからないんですか?」

咲夜「そうらしいのよ。一応外も確認しようと思って………て急に晴れたわね…」

美鈴「そ、そうですね。とりあえず外はそれとなく見ておきますから咲夜さんは戻ってください」

咲夜「……寝ない?」

美鈴「こんな時位寝ませんよ!」

咲夜「冗談。それじゃ、頼んだわよ」


レミリア「あ、咲夜。フランの事だけど」

咲夜「…はい」

レミリア「今見つかったとこ。探してくれたんでしょう?ありがと」

咲夜「いえいえ。どこで見つかったんですか?」

レミリア「あぁ、それが…その辺の廊下を歩いていたみたいで…」

咲夜「えぇ…」

レミリア「よくわからいのだけど…まぁ見つかったわ。今日はこれから霊夢達に呼ばれてるんでしょ?速くしないとまた買い出しに行かされるわよ」

咲夜「え!?もうこんな時間っ?あ、その、えっと…失礼します!」



霊夢「お、来た」

咲夜「はぁ、はぁ、はぁ……疲れた」

早苗「咲夜さんがビリじゃないとは珍しいですね。いやぁいつも最初につくんですが今日は抜かれましたかぁ」

霊夢「あんたは暇かって位に速いからね」

早苗「暇ではないんですけどね……一応」

チルノ「とーちゃーく!」

早苗「元気ですねぇ。癒されます」

チルノ「おー、咲夜もいる」

咲夜「久しぶりね。元気だった?」

早苗「見ればわかるってやつですね!」

魔理沙「おい!大変だ」

妖夢「妖怪の山が変です!」

霊夢「いらっしゃーい……てどういうこと?」

妖夢「なんか変なのが飛んでて……妖怪山にいる妖怪が襲われてるんです…」

?「あー、大丈夫。あれアルティメットだからカードの力で何とかなるわ」

霊夢「あんたは……」

?「はいはい、どーも。おいで、ヴィリジオラス」

チルノ「えっと菫……だっけ」

菫「そうそう。その通り。妖怪山は今三賢者だっけ?あれがいるからなんとかなるわ。問題は無防備な人間の里かしらね?」

早苗「今頃ハヌマーリンがスタンバってますよ」

菫「それを祈るわ。でも、一人であの数は厳しいでしょうしここから撃ち落としましょうか」

咲夜「どうやって…」

菫「私の能力は大雑把に言うと風を使える。だから…あの辺に竜巻でも起こせばっ……ほら、バーゴイルが落ちてく」

妖夢「貴方は…」

菫「あぁ、はじめましてか。私は菫、この地に降りた四体の悪魔をどうにかしに来たわ。よろしく」

妖夢「ど、どうも」

霊夢「そんな事言ってるばあいじゃ無さそうね…なんか来るわよ」

「んん、全幻想都の住民に連絡する」

霊夢「紫……」

「現在、謎の生命体が大量発生。種類も多く共通点は見つかっていない。同時に、一部の住民が取り憑かれたかのように暴れている模様。一部の者にしか対処ができないので近づかないように」

早苗「階段上がって来たのが多分それなので近づくとかの問題じゃありませんね!」

「方法は一つのみ。神力を持つカードの持ち主がバトルスピリッツでの勝負に勝つこと。また、ショップで造られる擬似的なバトルフィールドとは違い本物の衝撃が来る。戦う者は充分気を付けるように。以上」

咲夜「で、その神力を持つカードって?」

霊夢「まぁ心辺りしかないけども」

早苗「まだ爪鳥デッキ完成してませんがね!」

魔理沙「上がってきたのは一人だ。誰がやる?速く別の場所に増援に行った方が良さそうだ」

「………れ。つ……に……れ。………土に還れッ!全てを滅ぼしてくれるわ!」 

咲夜「私がやる。速く行きなさい」

チルノ「わかった!」

咲夜「さ、かかってきなさい。狂った時間を止めてあげる」

「イヒヒヒヒ!全ては主のためにぃ!ゲートオプンッ」

咲夜「……界放」


咲夜「先攻は貰うわ。………ふぅん、手札はまぁまぁね」

「速く進めろ。馴れ合う気はない」

咲夜「あっそ。その前に名乗って貰いましょうか」

「我が名はディナイアル。死ぬ前に覚えておけ」

咲夜「ディナイアル…覚えておくわ。それじゃあ…
ビヤーキーを召喚してターンエンド」

ディナイアル「キャメロット・ポーン、魂鬼召喚。闇騎士ガヘリス召喚、バーストセット」

咲夜「不死軸か…」

ディナイアル「魂鬼、ゆけ」

咲夜「ライフで受ける」

ディナイアル「キャメロット・ポーン、続け」

咲夜「ライフで受けるわ」

ディナイアル「ターンを終えよう」

咲夜「随分と速く決めたいようね…」

ディナイアル「黙れ。ゲームの進行だけしていろ」

咲夜「……。そうね、貴方なんかに時間は掛けてられないわね。カニコングを召喚、ビヤーキーの効果で同じコストのガヘリスを破壊」

ディナイアル「…ほう」

咲夜「カニコングは緑のスピリットとも扱うので連鎖を発揮。ボイドからリザーブへコアを置くわ」

ディナイアル「なるほどな…ふむ」

咲夜「巨人王子ラクシュマナのアクセルを使って2枚ドロー。その後2枚破棄」
No.4サポートセレブレーション、超・風魔神

咲夜「槍使いのホーネッツを神速召喚。連鎖で2枚ドローして1枚破棄」
戌の十二神皇グリードッグ

咲夜「さて、手札的に限界ね。ターンエンド」

ディナイアル「シキツルを召喚、召喚時効果で1枚ドローだ。キャメロット・ナイトを召喚」

咲夜「やっぱり不死ね。どうしようかしら」

ディナイアル「……。ここはターンを終えよう」

咲夜「何を企んでいるのかしら?」

ディナイアル「言う義理はない。進めろ」

咲夜「ラクシュマナのアクセルを使うわ」
庚戌将ドーベルドッグ、異海獣アビスシャーク

咲夜「そうね…。えぇ、そうしましょうか
全てを消し去る毒を以て貴方の時を止めて見せましょうか。開け、降りよ。天蠍神騎スコル・スピア」

ディナイアル「これが、話に出てきた神か」

咲夜「更に、超風魔神を召喚。スコル・スピアの効果でスピリットとして扱うわ。超・風魔神でアタック。効果でキャメロット・ナイトを破壊」

ディナイアル「ライフで受けようか」

咲夜「ターンエンド」

ディナイアル「おっと。まだ速いとも」

咲夜「…っ!」

ディナイアル「では、私も君に絶望を与える準備を行おうか。
偉大なる選定の剣を抜け、勝利の剣を掲げよッ!アルティメット・アーサー、召喚だ」 

咲夜「ターンエンドよ…」

ディナイアル「バーストをセットだ。……魂鬼でアタック」

咲夜「ライフで受けるわ」

ディナイアル「ターンを終えよう」

咲夜「………へぇ?」

咲夜(攻め切れない…と判断したのかしら?それとも、既に勝ちへの準備ができている?)

咲夜「さて、手札がないのはきついわね……このドローで何か来てくれたら良いけど……ん、ホーネッツを神速召喚」
ウバタマン

咲夜「……よし。なんとかなるかな?
斬り裂け そして叫びなさい。巨蟹武神キャンサード」

ディナイアル「ふむ。しかし足りない。どうするつもりだ?」

咲夜「ターンエンドよ」

ディナイアル「ふん、くだらん。魂鬼、行け」

咲夜「ホーネッツでブロック」

ディナイアル「しかし……削りきれんな。ターンを終えよう」

咲夜(盤面だけなら削れていたんだけど…)

咲夜「見据える未来は破滅を表した。星に祈りを捧げよう…星文学者リリア召喚」

ディナイアル「しかし、良いのか?ホーネッツまで不足コストに使って」

咲夜「良いのよ。終わったから」

ディナイアル「……」

咲夜「スコルスピアでアタック。アーサーを破壊」

ディナイアル「く、ライフだ」

咲夜「リリアの効果発揮」

ディナイアル「あのたった1枚がそれと言うことか」

咲夜「その通り。スコル・スピア召喚。キャンサード、アタックよ。効果でオルダ・グラナトス破壊」

ディナイアル「キャメロット・ポーン、ブロックだ。不死発揮。蘇れ、キャメロット・ナイト」

咲夜「無駄よ。わかっているでしょう?スコル・スピアでアタック。効果でキャメロット・ナイト破壊」

ディナイアル「ライフで受けよう」

咲夜「リリアでアタック」

ディナイアル「………。我が主よ、もウシわケアリマセん。あなた様のご無事を心よりおいノリします。」

咲夜「……」

ディナイアル「ライフだ。持っていけ」
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咲夜「……。とりあえず取り憑かれてた人どうしようかしら…」

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「ふん、雑魚がいちいち歯向かって来やがって…まぁありがたくその体は使わせて貰おうか」

「う、あぁ……や、やめ……て………………。よし、これでこの世界でも動きやすくなる。あいつらも今頃体を手に入れてる頃か」

「順調そうだな」

「あ?あぁ、てめぇか…。あぁそうだな。順調だな。てめぇの方はどうよ」

「こちらも問題無しだ。そろそろ大きな竜巻が起こる。それが合図だよ」

「へぇ?にしてもよく考えたもんだ。ここの奴等の体を盗んで手駒にするなんざ」

「で、どうするんだ?そこから抜ければ狂化された君の手駒だが」

「そうするか。どうも女の体は動きにくい。どうせ同じ格好ならコピー体の方が俺に馴染むだろうよ」

「そうか。なら速く抜けてコピー体で動けるようにしてくれ。君にも仕事がある」

「へいへい。…………うう、あああ……ココ………は?」

「……よし。こっちの方が動けるな。同じ体と言っても肉体が本物か擬似的かの差はでけぇな」

「うううあ、がぁあああ……チ……。…………ん。…す……。……ミ…。………て。……し……。」

「ははは!本当に狂ってやがるこりゃあ傑作だな!ハハハハハッ!」

「そろそろか………よし。竜巻だな」

「仕事か!」

「あぁ、そうだとも。君の部下じゃできない程のね?」

「おもしれぇなぁ!あぁ!ハハハハハッ!」


動き出した4体の悪魔。突然起こった竜巻。大地は枯れ、恵みの水は命を奪い去る。森は焼け、2つの風は命を消す者と命を招く者と変わる。そして、5つの起源が怒りと共に叫ぶ。
       [消えた緑の風 咆哮を上げる黄の起源」