Telc(C1 Hochschule)のドイツ語テストを受けてきた話 | ドイツに暮らすドラマーYunaのブログ

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バンド、NIHONGIのメンバー。
多くのバンドを経験、その過程でドイツ人の夫と出会い
現在ドイツ在住。
ドイツでは太鼓グループ、Arashidaikoに所属。

一つ前に書いたブログで、C1コースをとった時点でTelcやTest Dafのテストの存在を知らなかった

と書いたように

今年1、2月にはまだ全然意識していなかったTelcのテストを今月受けてきました。

 

なぜ受けたかというと、クラスメイトからの刺激で感化されたことが大きいのですが、

大学入学に限らずとも資格として持っていて損はないし、選択肢も広がるし、

受けるタイミングとしてはC1を学び終わった今がベストだろうと。

 

Telc C1 Hochschule のテストは、各語学学校で実施されるC1のテストとは違って

公式なテストで、その合格結果が、ドイツで大学や大学院に入学する際に利用できます。

実際にはTest Dafのテストもその一つでTest Dafのほうがより簡単という噂もあり、

Test Dafのテストを受けたいという希望者がたくさんいました。

私は最初、テストの違いもよくわからずなんとなく人気だからTest Dafを受けようかと思って申し込んだところ、

語学学校のTest Dafのためのコースの受講者に優先的に席を確保する、

ということになっているそうで、単にテストだけ受けたい私が確実に受けれる保証はないそうで。。

じゃあもういっそ、Test Daf をやめて他のテストにしよう!と思ってTelcで申し込んだら

そっちは講座とらなくても席に余裕はあったようですんなり受けられました。

できるだけ出費はおさえたい身としては、講座なしでテストだけ受けれたのはすごくありがたく。。

 

Telcのテスト対策用のテキストを本屋さんで買って、対策していました。

といってもたいして量がないから直前まであまり問題を消費したくないなあと思っていたので

直前の一週間になっていざ何回分かこなしてみると、リスニングが全然解けず。

合格基準が60%だけどリスニングだけはどうしても60%に届かず、、 前日はもうほぼ合格の見込みなしだと

絶望的でした。

ドイツにきてとった免許の実技試験も二回落ちたし、またこのテスト落ちるのか、、と落ち込みつつも、

まあテストの費用で、勉強するモチベーションを買ったと思えばこれはこれでまあいいか。せっかく受けるし後ろ向きになりすぎず楽しもう〜。と納得させながら当日にのぞみました。

あとは運次第で、リスニングの内容が自分の興味のあるテーマだったら結構いける可能性もあるかもねと思いつつ、

夫から前日に何のテーマが希望なの?と聞かれた時には

「食べ物と栄養」「外国語の習得」とかかな〜

と答えていました。

 

そして実際のリスニングテストにのぞむと、

なんだか対策本の課題よりも若干簡単めに感じ、

さらにリスニングのテーマが

1.遺伝子技術と食

2.ロボットの開発(日本のアイボも途中で出てきた)

3.翻訳者の仕事

でした。

2のロボットは違ったけど、食も語学も望み通りのテーマでラッキー音譜

リスニングだけでも60%以上とれた気がしていて、意外と可能性はあるかもしれない!!

絶望のさなか、あきらめずにのぞめて良かったニコニコ

 

帰ってきて一つ気づいたことに、

私はテスト前に『合格するには各パート、つまりリスニングのみでも60%越える必要あり!』

と解釈していたのだけれど、

実際には『記述試験の合計で60%以上かつ口頭試験で60%以上で合格』

が合格基準だったようで

それならリスニングが仮に60%下回っていたとしても、他の読解と作文を合わせて60%越えればよかったわけだから

試験前日まであんなに焦ってリスニングのトレーニングをして、かつほぼ絶望的だ

と思い込む必要はなかったな〜、、、と気づきました笑い泣き

 

 その合格基準の説明がドイツ語で書いてあったこともなぜかあっさり勘違いした要因の一つだけど、大事なとこで勘違いする自分のボケ具合にびっくり!! まあそのおかげで結構直前にリスニングを強化できたので、まあそれもよしとするか。

対策本は最初にTestbuchの方を買ったけど、リスニングで問題が足りず Übungbuch も後から購入しました。


テーマが好きなテーマだったからかもしれないけど、個人的には対策本のリスニングのほうが実際のテストよりも難しい印象を受けました。