ドゥルックエアーで犬

きょうもブータンでの犬の話です。
旅好きの私はこれまで色んな国を旅しました。同じ国に何回も行っているので、数は少ないですが、年に４～５回は海外に出かけます。
そんな中で、とんでもない飛行機というのはいくつかありました。
ラオスの国内線に乗ったら、トイレの扉が壊れていて、閉まらないとか、ネパールの国内線の飛行場に着いたら、空港の中に犬やホームレスの方たちがうろうろしていたとか、ラオスの国内線の飛行機はタイヤの溝がほとんどなくて、びびったとか。。。
しかし、ブータンのドゥルックエアーでは初の経験をしました。
今年１月にバンコク行きに搭乗したところ、一番後列の席でした。そして右の列をみると、明らかに犬のケージを乗せたおじさんがいる。
そして、マルチーズかシーズーらしき白い小型犬がいる。。。
ついでに、ワンワン機内で吠え出す。。。
すごい！さすがブータン！犬も人間と同じ座席オーケーなんてステキ！と思えるのは犬好きの私だからでしょうか。。。
でも、だれも文句言う人もいないですし、ワンワン吠えたりするとおじさんが犬をなだめたりしてましたが、乗客もスタッフもみんな大らか。
日本じゃありえん。。。という光景を見ました。
バンコクで犬を抱えたおじさんは消えていきましたが、税関とかどうやって通過するんだろう～という素朴な疑問が湧きましたね。
証拠写真を抑え忘れたのが、唯一悔やまれるところです。
今度機内でワンコ連れを発見したら、写真に収めよう。

ブータンの犬たち

ブータンは犬の楽園かも。。。
ブータンの犬は堂々と道路の真ん中で昼寝していたり、ゆるゆると自由に動き回っているけど、体はしっかりしている気がします。

殺傷を嫌う仏教の教えが根付くゆえ、野良犬たちも日本のように駆除という形で殺されてしまうこともないのでしょうね。
ただし、狂犬病がこわいです。
時々、現地のニュースをチェックしてると狂犬病で死者という見出しが出てます。
犬が大好きの私も、ブータンの犬たちをお触りできず、ざんねんです。
あと、夜の犬たちはとっても敏感になり、群れて、ワンワン言ってきます。それが、とにかくこわい。。。特にティンプーの夜は犬たちの大合唱があちこちから聞こえてくることもあり、ホテルの部屋でこりゃ外に出ない方がよさそ～と思うのです。
とにかく、自由に犬たちが生きられるブータンは、犬にとっても幸福の国かも。
ネパールやインドで見かける皮膚病のひどい犬やげっそりした犬は、ほとんど見かけたことがありません。
ブータン人は、あまったご飯を惜しげもなく犬たちにあげる姿をよく見るので、ほどよい体格なのかなと思います。

ブータンを一人旅

よくブータンを旅行しているから、ブータンの旅行のことをちょくちょく勝手にご紹介することもあります。そんなとき、必ずと言っていいほど、友達や知人に、ブータンって一人で行けるのと聞かれます。
ブータンは一人旅できます。でも、ガイドさんと運転手さんが必ず付くので、完全なる一人旅とは言えないですね。
しかも、そのガイドさんと運転手さんの当たり外れが大きいと言えます。
正直、気が利かない、説明もいまいち、でもこのガイドさんを頼るしかないという旅もありました。
日本のスタンダードは通用しないですし、現地のいい意味でアバウトなお国柄を楽しむことも、また旅だから、あまり気にしなかったですが・・・。
ガイドさんと運転手さんがいい人だと、ブータンの旅の面白さはぐぐっと変わってくるかも。そして、やはりグループ旅行より個人旅行がおススメです。時間の流れがゆっくりになって、より自然や人との出会いを大切に感じられる一瞬があるからかなと思います。

 
以下は、ブータン関係のおススメ本です。

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秘境ブータン (岩波現代文庫)/中尾 佐助

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ブログ始めました！

ブータン、小さなヒマラヤの国と出会ってから、不思議な魅力に心惹かれてしまいました。そして、何度か行くうちに、この国のことこの国の人々のこと、いろいろ書きとどめておきたいなぁ・・・と思うようになり、ブログを始めることにしました。
幸福の国というイメージが膨らんでいるけれど、本当はどうなの？、チベット仏教が深く根付く暮らしとは？などなど、日本人にはちょっとびっくりのブータンの姿も書いていきます。
ご愛読のほど、よろしくお願いします。