サプリメントの正しい知識と選び方
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薬価差益

 今日は、というか今日もちょっと真面目な話になります。

「そんなの全然関係ないやん」と思う方もいらっしゃると思います。
もしかしたら、業界関係者で、内容について怒りを露わにする方もいらっしゃるかもしれません。

 僕自身もこんなことを書くと、敵を作り自らの首を絞めるかもしれませんが、それでもやっぱり書こうと思います。

 「薬価差益」という言葉をご存じでしょうか?

 まぁ、言葉を見れば大体の想像は容易につくかもしれませんが、簡単に言うと、薬の仕入れ値と売値の差額ってことですね。

 薬の値段って、どうやって決まっているかご存じですか?

 簡単にいうと国が決めてますよね。

 医薬分業が盛んに謳われた1970年代まで、その差益は、相当なものでした。

 単純な一例を挙げると、1万錠の後発医薬品を買うと、プラス3万錠ついてきます!みたいな感じ。

 実に75%の値引きになります。

 こんなことが平然と行われていたんですね。国の恩恵を受けながら。それで儲けまくったところが今や大手調剤薬局チェーンを展開している始末です。

 まぁ、上は極端な例かもしれませんが、こんなことしてたら、そりゃ医療費も大変ですよね。だって、ドクターが薬を出しまくるわけで、薬漬け患者が増えまくったし。そこで当然、薬価と呼ばれる薬の値段もどんどん、下げられていきました。

 しかしながら、それから30年以上経った今でも、大手チェーンは25%程度の薬価差益を受け取っいると言われています。

 ちなみに、今、薬価差を生みやすい薬は、国も推進している「ジェネリック医薬品」がほとんどだと思います。

 薬は研究開発費に数百億かかると言われています。新薬を出すのはホントに大変なことなんですね。先発品メーカーはその薬で利益をあげないと、次の新薬が開発できないんですね。

 その点、ジェネリックはほとんどがパクリ商品。研究開発費は当然、ほとんどかからず、主要成分以外(添加物など)をちょっと変えて、試験を通れば、あとは問題なし。

 それにも関わらず、先発の70%程度の値段なんて、高過ぎると思いませんか?まぁ、中には10%くらいまで安くなるものもありますけど、平均したらまだ50%を切ってないと思います。

 実際、薬局に行って、薬を定期的にもらっている方が、ジェネリックに変えるだけ変えても、「あれ?こんなもの?」って言われる方が多いですよ。ホント。

 まだまだ、患者さんの負担は軽くできるってことですね。ホントは。でも、いろんな事情や圧力があってそうできない。

 うーん、ちょっと言いたいことがまとまって無い気がしますが、この問題は、国の経済状況とも関連してくるんで、少しでも「正直者が馬鹿を見る」状態を正したくて、書いてみました。

 また、機会があるときに、今度はもう少しわかりやすく書きたいと思います。
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