株式会社ニコンの持つ世界最高水準の光学技術を惜しみなく投入された、望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II を買った。
■ 基本情報
焦点距離:70~200mm
最大径×長さ:87×209mm
重量:1540g
手ぶれ補正:VRⅡ
その他特徴:ナノクリスタルコート・EDレンズ7枚使用
定価:31,5000円
発売日:2009年11月27日
今回はAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II について、次の3つを紹介し、誉めまくろうと思う。
1.カメラに装着した時のデザインの美しさと操作感
2.三脚座の使いやすさ
3.レンズフードのデザインと仕上げの素晴らしさ
まず、カメラに装着した時のデザインの美しさを紹介する。
恐らく、このデザインは光学性能と操作のしやすさを追求した結果の産物だと思うが、レンズ前部からマウント部までのテーパーとくびれ加減、艶消し黒に金色のラインの色使い、までが絶妙なのである。
ホールドした際のウェイトバランスも素晴らしく、カメラバッグに入れて移動する時よりも、撮影している時の方が、はるかに軽く感じるのには少々びっくりした。
また、ズームリングとフォーカスリングの位置と操作感も秀逸である。
撮影時カメラを構えた時に、左手が丁度ズームリングとフォーカスリングの中間にくるようになる。
しかも、回転トルクも重すぎず、軽すぎずで、操作していて、とても心地良いのである。
見ていて、また手にとってみて、とてもワクワクするデザインと操作感である。
次に三脚座の使いやすさを紹介する。
三脚座のネジ穴は2ヶ所ある。
装着するカメラ本体の重量で、使い分けができるようになっている。
細かい部分ではあるが、ありがたい配慮である。
また、三脚座も固定ネジとロックレバーの操作で、簡単に外せるようになっている。
三脚に固定していて、数ショットだけ手持ち撮影が必要になった場合でも、素早い対応が可能だ。
※三脚座を外した状態でも、鏡筒に三脚取り付け用のネジ穴があるのがおわかりだろうか?
これは、取り外した三脚座を忘れた場合に使用する、緊急用のネジ穴なのだぞうだ。(さすがニコン!)
部品の工作精度も半端無く高く、三脚使用時でもガタつくことは全く無い。
三脚座の回転摩擦係数も実になめらかで、こういった部分でも高級感を感じることができる。
レンズフードについても「さすがニコン!」と思うところがあった。
フードのエッジ部分が面取りされていて、なめらかなのである。
以前C社の白レンズを所有していたが、このような加工は施されてなかった。
あと、レンズフードを後ろから見て、左上部あたりに、スリットというか、くり抜いている部分があるのがおわかりだろうか?
これについて色々調べてみたが、何のためのデザインなのかは分からなかった。
あくまで推測だが、フードを正しく装着できたかどうか確認するための目印ではないかと思う。(正しく装着した場合は、ファインダー側から見て、左上にくるはずなのである。)
これについて、正確なご理由をご存知の方がいたら、ご教示頂きたい。
と、いうわけで今回は外観の良さを紹介させて頂いた。
カメラもレンズも写真を撮るための道具である。
したがって、最優先すべきは、性能や使い勝手であり、デザインの良し悪しを気にするのは間違いかもしれない。
でも、私はニコンのデザインやシャッター音や操作感に魅せられて、ニコンにしたのである。
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