日本東洋医学会、報告です。


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おもしろかったもの、いろいろありますが、まずは、漢方とアロマテラピーについてです。


漢方とアロマテラピーには共通する植物、生薬があります。


アロマテラピーと一言でいっても、2種類あります。


一般的な方法であるのは、香りを楽しみ、リラクゼーション効果を求めたもの。


そしてもう1つは、精油そのものの薬効を求めたものです。


漢方と近しいのは、後者のほうでしょう。


だって、生薬の薬効を求めたものであり、漢方の香りは楽しまないです。w


で、どちらもその成分の効果を、煎じて飲むか、精油として経皮吸収などするかして、効果を発揮します。


例えば、ノビレチンという成分は、漢方では抑肝散加陳皮半夏などの陳皮成分に含まれていて、認知症における記憶機能改善効果があるといわれています。


ノビレチンは、マンダリンなど柑橘系の精油に含有されている可能性が高いです。


柑橘系の香りは、万人に好まれ、マッサージなどでの経皮吸収によって記憶機能改善に効果を発揮し、またタッチングによるオキシトシン効果も期待でき、認知症患者の心のケアにもなります。


どちらも、成分として含まれることによって、認知症に対して効果がありますが、漢方もアロマも臭いがあるということでも効果があるようです。


成人脳神経細胞の幹細胞は嗅球で生成されるそうで、嗅球に対するにおい刺激が脳を刺激するそうです。


記憶を司る海馬や、感情を司る扁桃体など、大脳辺縁系には、嗅刺激が大きく関係しているそうです。


だから、アロマでも漢方でも、香りで脳を刺激することで、認知症や脳の老化を防げるのでは?


だったら、くさーい漢方の香りも楽しんで、というか、脳への刺激だと思ってガマンして、しっかり嗅いでいきたいですね。w





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