今日は、ニキビ治療についてです。


平成20年10月に、「ディフェリンゲル(アダパレン)」が保険適用となり、ニキビ治療は大きく変わりました。


ディフェリンゲルは、ニキビの前段階である、毛穴の閉塞(微小面胞)から、炎症性のニキビまで、幅広く効果を発揮します。


表皮角化細胞の分化を抑制し、角質肥厚を抑制します。


日本皮膚科学会の治療ガイドラインでも、強く推奨されるランクに位置しています。

女医R~そんな女の独り言~

炎症性皮疹には、抗菌薬の内服や外用が効果がありますので、併用をオススメします。


ディフェリンゲルは、使い始めの2週間くらいに、乾燥感や赤み、皮膚がポロポロ粉ふく感じなど、皮膚刺激症状がでることがあります。


副作用というよりも、薬そのものの作用なので、保湿をこころがけ、うまく乗り切ることが大切です。


はじめだけの症状なので、それで嫌になってやめてしまわないようにしてくださいsei



使用方法は、夜、洗顔後、化粧水や乳液など保湿をおこないます。


保湿剤を処方している場合も、ここで保湿をします。


そのあと、ニキビとその周辺にディフェリンを塗布します。


炎症性皮疹がある場合は、そのあとさらにダラシンゲルなど抗菌外用薬を塗布します。


朝は、ディフェリンを塗らないので、上の順序からディフェリンをとばします。


保湿をしっかりとされてる患者様は、特に刺激症状はなかった、という方が多いですねsei


ニキビで悩まれている患者様は多いので、こういった薬の作用・副作用を理解したうえで、上手に薬を使用して、ニキビが少しでも改善していくといいですねakn



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