鼻先などに耳介軟骨移植した軟骨はレントゲン、CT、MRIに写るのか?手術したことはバレるのか?
皆さん、こんにちは
今日は一日中学会に参加です
それでは本題に入ります。
鼻先や鼻柱の耳介軟骨移植希望の患者様のカウンセリングをしていると、時々、
「移植した軟骨はレントゲンに写りますか?」
「人間ドッグでCTやMRIを撮ったとき、手術してることはバレますか?」
などのご質問をいただきます。
鼻先や鼻柱へ耳介軟骨移植する場合、移植する軟骨は極少量です。
軟骨はある程度X線を吸収しますが、骨のようにたくさん吸収することはなく、かなりの量が透過します。
凄く感度の高いレントゲン撮影機で、鼻の耳介軟骨移植をした部位にターゲットを絞ってレントゲン撮影した場合でも、絶対に軟骨は写らないか?と質問されると、絶対に写らないと断言することはできませんが、もし、実際にそんなことをしても、ほとんど写らないと思います。
それに、普通の病院で、鼻先や鼻柱にターゲットを絞って、高感度でレントゲン撮影することは、現実的にまずありえません。
歯医者さんでレントゲン撮影する場合や、耳鼻科でレントゲン撮影する場合、鼻や顔面を強打し、救急病院で鼻や顔面のレントゲンを撮影する場合などでは、移植した耳介軟骨がしっかりと写って手術したことがバレるということはまずありえません。
だだし、バレないからといって、鼻の病気で耳鼻科などにかかる場合に、問診票や診察のときに、「今までに鼻の手術をしたことがありますか?」と質問された際、嘘をついて、「鼻の手術はしたことはない」と答えれば良いと言っているのではありません。
仮に嘘をついて黙っていて何も支障がない場合でも、医者と患者が信頼関係を結ぶという点からも、推奨できることではありません。
また、人間ドッグなどでCTやMRIなどを撮影する場合でも、レントゲンと同様、移植した耳介軟骨がはっきりと写り、手術したことがバレるということはまずありえません。
鼻先や鼻柱というのは、そもそも元から大鼻翼軟骨や鼻中隔軟骨、外側鼻軟骨などの鼻の軟骨がある部位なので、それらの軟骨と重なりあっているし、移植した軟骨だけがはっきりと写るということは考えにくいです。
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