椎間板ヘルニアは、ぎっくり腰のように急に痛み出す急性型のヘルニアと、じわじわと痛み出していく慢性型のヘルニアとがあります。
《急性型の椎間板ヘルニア 》
この急性型の椎間板ヘルニアは、重いものを持ち上げたり、体に強い衝撃を受けた時に急に発症します。
そして、ヘルニアが発症した時の症状としては、ぎっくり腰のように急に激しい痛みに襲われ、その激痛のために立ったり歩いたり出来なくなる場合もあります。
この痛みは時間とともに和らいでいきますが、和らいだといっても椎間板が損傷している事に変わりはありませんので、早めに病院で受診して下さい。
放置してしまうと、再び腰に負担がかかった時に。飛び出している髄核がさらに押し出されてしまいまい、さらなる神経の圧迫を引き起こしてしまいます。
《慢性型の椎間板ヘルニア 》
慢性型の椎間板ヘルニアは、亀裂の入った椎間板から徐々に髄核が押し出されていくので、急に激しい痛みに襲われるといった事はありません。
また、この症状の特徴としては、普通の生活をしているのに腰に鈍痛が起こったり、痛んだり痛まなかったりを繰り返しながら、段々と慢性化してしまうことがあげられます。
また、椎間板ヘルニアになると、太ももから膝・足にかけて、激しい痛みが走る坐骨神経痛を伴う場合が多く、足にもしびれやビリビリとした痛みを伴う事があります。
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