このブログとは長らく離れていたが、今日という台風の日に人生の節目となるであろう事が起きた為此処に書き記しておこうという思いで投稿する運びとなりました。
というのも事の始まりは昨日の仕事終わりからである。
仕事終わりに会社の事務所である先輩にしゃぶしゃぶ食いに行こう。と誘われた。
僕が今の会社の中で1番慕っていて尊敬している先輩だ。
僕は断るわけもなく二つ返事でしゃぶしゃぶを食べに行った。
そこでの先輩の話というのは正直聞きたくない話だった。
簡単にまとめるともっと仕事に集中しろ、お前は入社してから何も変わってない。そのうち後輩からも抜かれるぞ。もっと危機感を持て。
だった。
正直ここ最近、特に彼女が出来た5月あたりからは
自分の中では仕事は頑張ってたつもりだった。
だが残念ながらそれは「つもり」なだけであり、
周りから見ればただの自己満足でしかなかった。
俺はまだまだ甘かった。
自分は頑張ってた。という思いと共に正直まだ本気は出していなかったなと認める自分もいた。
つまり俺は中途半端だったのだ。
それから話は過去の話になり、焦点はなぜ俺が今の街に引っ越してきたかになった。(細かくいうと以前にも別の仕事で横浜から今の街に通っていた時の話。)
その話を聞き先輩はとてもとても不思議がっていた。
なぜお前はワザワザこの街でバイトを掛け持ちしてまで通っていたのか。と
悲しい事にその時自分でも何故そうしたかを話す事が出来ず、思い出す事も出来なかった。
つまり俺は大した目的も持たずにあいまいで単核的な考えだけで行動していたにしか過ぎず、そのバイトが長続きしない事など言うまでもなく、ただただ無駄な時間を過ごしていただけだったのかも知れない。
その時俺は初めて自分が目的もなくたただただフラフラしていただけにしか過ぎないクソ野郎だったという事にやっと気付いた。
そして家に帰った俺は
本当に頭が悪くて要領も悪い、目先の欲望だけにしか目のないアホな自分がとても悔しかった。
そして自分の努力や考え、仕事に対する姿勢、人間関係、今までやってきた事、我慢してきた事、全てが無駄だった様な気がしてただひたすら泣く事しか出来なかった。
そして隣で泣いている俺にどうしたの?と声をかけ俺が落ち着き眠り、自分の仕事の時間まで隣にいてくれた彼女にすら全てを話す事は出来なかった。
そもそも外国人の彼女にこの話をしたところで通じやしないし分かってなんか貰えないと心のどこかで思っていた時点で俺は彼氏失格であり、2人が付き合っている意味さえもあやふやなまま今日まで付き合っていたんだと思う。
結局俺はただのlazy boy であり、naughty boyだったのである。
俺はやっぱり相当なワガママであり、相当なバカなのだ。
そして今日
台風の中俺はいつものマイメンと室内パークへスケボーをしに行ったのであった。
正直な話マイメンと落ち合ってもまだ、俺の心はモヤモヤしていた。
自分の中で自分の答えが見つかっていなかったのだ。
男らしくない。笑
そしてスケートを始めてあっという間の2時間が過ぎ、マックで軽くハンバーガーを食べ、各駅停車の電車で帰る事になった。
電車内ではいつもの様にグダグダでくっだらない話やただひたすらにボイパと水曜日のダウンタウンのサンプリングで遊んでいた。
そしてマイメンの駅に着く数分前に俺は考えもせず自分でもビックリするぐらい自然と心からの声が溢れた。
「俺またフリーターやろうかな〜」
そりゃもうマイメンは押せ押せ調子でワザワザ俺が住む物件まで探してくれたりして、車買うなら俺の知り合いがいるからと至れり尽くせり感謝感激雨あられスペシャルハッピー栄光あれで自分の街へのウェカムパーティーだった。笑
だがまだやろっかなーの段階であって踏ん切りがついた訳ではなかった。
そして俺は家に着き、覚悟を決める為にと本当の自分の心を知る為にコインに問いた。
それは1964年東京オリンピック限定の100円玉であった。
数字の100とTOKYO 1964の文字が刻まれた面がオモテ。
聖火を背景にオリンピックの五輪のマークが描かれた面がウラ。
オモテが出れば今のまま鳶職を続けて極め、今の彼女とも結婚を考えて付き合う。
ウラが出れば全てを捨てて30歳まで自分のやりたい事をやる。
そして僕は右手の親指を思い切りよく弾いた。
結果はオモテだった。
俺は固まった。
時間にしておよそ20秒。
結果はオモテ、
やはり
俺の心は決まっていた。
俺は本当にやりたい事が自分の中でやっと見つかった気がして正直嬉しかったりもしている。
それどころかなんか物凄くワクワクしているのだ。
つい最近なんかの広告でこういう言葉を見たのを思い出した。
それは昔俺が大好きだったバンドマン(きよしさん)がやってるスタジオの広告のウラだ。
SABOTEN(キヨシさんがギターヴォーカルをやってるバンド)を好きでよかった。
正直SABOTENの曲は最近全く聞いていなかったが、またしてもキヨシさんに心を動かされる時が来るとは思わなかった。
それもこれも運命なのか、
正直、真面目で普通の人ならそんなのただの逃げだ。というかも知れない。
実際に自分でも逃げているとも思う。
それでも俺は後悔はしたくないし、ワザワザ地元から7時間もかけてこっちに来た意味が無い。
やっぱ俺はまだ落ち着けねぇや。
また親不孝になるだろうけど家飛び出して来た以上はもっとガムシャラに、それこそ今の会社の奴らを見返すぐらいのビッグになってやりますよ。
だからと言って夜逃げなんかして消えるのではなく。笑
そこはやっぱり大人として冷静にやる事やって、言うこと言って立ち去ります。
とにかく今はそれに向けてお金の節約と色々と整理。
そして今の仕事も最後の出勤を終えるまで真面目に真剣に働きます。
プライド捨てるには結構プライド必要なんだよな〜
By キムタク