中東・南アジア・中央アジアの丁度中心に位置するアフガニスタン。
日本からは距離があるが、この国にも凧揚げという習慣があるそうな。
そんな習慣を日本でも知ってもらおうということなのか、駐日アフガニスタン大使館等が主催となって毎年凧揚げ大会をやっている。
(揚げるだけでなく、ぶつけ合って相手を落とした方が勝ちというルールらしいのは少し異なるが)
本日はその年に1度の凧揚げ大会。
あいにく雨となってしまったが、初めて行ってみた。
会場は日本体育大学の世田谷キャンパス。
日体大とアフガニスタンに何の関係があるのかと思ったら、同大学理事長の松浪健四郎氏が日本・アフガニスタン協会の会長を兼ねているためのよう。
到着すると、建物の脇の凧絵付けコーナーで子供達が凧に色を塗って遊んだり、お茶・お汁粉の提供があったりする傍ら、建物内のホールではアフガニスタン映画「The Roots」を上映。1時間程の短い映画だったが、客人へのもてなしが手厚かったり、右手で食事をする様子等、現地での生活ぶりや価値観に多く触れられる内容になっていた。
来場者は同国関係者と、凧揚げを目的に来た親子連れ、そして日体大生達という不思議な組み合わせ。
凧揚げ自体はその日体大生らや子供達の一部が個々に頑張って揚げて遊んでいた程度だったので、来年以降、たくさん揚がっている姿を期待して、また改めて訪れてみたい。






