娘が死んだあの日
私の魂は一度死んだ
それから半年後
私は自分の心臓めがけて
刃を突き刺した
体は丈夫に出来ていて
簡単に壊れなかったけど
私の半分は娘で出来ていたようで
いつまでも一人の人間には戻れないみたいだ…
隙間なら何かでふさげるけど
半分も失ったら何で代替すればいいんだろう
何も代替なんてできない
自分で再生していくしかないんだ…
死ぬまでにどれくらい再生出来るんだろう。
半分のまま生きるのにも馴れてきたけど…
仕事中は周りのテンションに合わせてしまうから
2年半前の元気でユーモラスな私になって
傷口には絆創膏が貼られてる
仕事が終わると絆創膏が剥がれて
傷口からじわじわと流血し始める。
笑顔は失せ猫背になり
「あぁ今日も普通の人のふりを頑張ってやった」
と考える。
本当は全然違う人間なのに
明るく元気を装って
その装う自分にもだいぶ馴れてきた。
両方とも本当の自分であることに間違いはない
こういう日常も回復過程と言うのだろうか…
自分が分裂していく悪化状態にしか思えない…
娘が死んだあの日から
私は二重人格を形成してる。
元気なふりをしていられるのは
いつまでなんだろう…
一生、二重人格で生きていけるのかな…
自分との闘い。
君が体の病気だったら
「もっと生きたい」と言っただろう
君は心の病気だったから
「早く死にたい」
と旅立って行った
世の中不公平だよね
本当に不公平だよね
