映画の本質~人生に役立つ映画たち~

映画の本質~人生に役立つ映画たち~

人間の本質、人生に役立つ映画という視点から、さまざまな映画の感想(批評)をアップしています。

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チョコレートドーナツ(2012年)

原題: Any Day Now

上映日:2014年 4月 19日

製作国: アメリカ / 上映時間:97分


♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡


映画は、


人と社会のいい部分を知らせてくれる。


そして、


人と社会のだめな部分を知らせてくれる。



「差別はいけない」 


「人はみな平等に」



… こんな言葉は 標語化していて


誰でも聞いたことがある。



言葉でいうのは簡単。


だけど、


本当に心からわかっているのか? 



自分が当事者になってみなければ


わからないことがある。



映画は、そういうことを


少しだけ切り取って、わからせてくれる。



「正義」とは。  


「平等」とは。



「チョコレートドーナツ」は、


法(人間)社会の不完全さ、偏見などの


「人間の欠落点」とともに、


大切な守るべきものへの愛という


「人間の美しさ」を、同時にみせてくれる。



判事や検事がした、決めつけや思い込み、


つまり「偏見」は、


特別なことじゃなく、私たち自身も、


普段の生活で、よくやってしまうこと。



判事や検事が悪かったのではなく、


ただ、理解できなかったというだけ。


自分が直に経験していないことは


想像するしかないのだから。



私たちも、他者と接する中で、


他者と完全にわかりあえることはないと思う。


どんなに理解しようと努めても


ある程度は、自分の立場からものを見てしまう。


それは、人間だから仕方ない。


神ではないのだから。



ただ、想像力がおよばず、


理解できなかったことで生まれるかなしさもあるということ。


ドーナツ、好きな人、居心地のいい家。


純真なマルコから、それらを奪う権利は誰にもないのに。



印象的だったセリフ、


「正義はない。それでも闘う」



不完全で、


醜くて、


どうしようもない世の中だけど、


それでも、前を向いて生きるということ。


判事


単なる突き放すような哀しさではなくて、


「哀しいからこそ伝わる」ものがあるという、前向きな哀しさ。


ラスト、夜に一人、マルコが彷徨う後ろ姿がすべてを物語る。


考えさせられる映画。



(wikipedia より)


「1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた」という実話に着想を得て製作された映画。 脚本を務めたジョージ・アーサー・ブルームは、モデルとなったゲイの男性がその子供を養子にしようとしたらどうなるだろうかと考え、そのときに直面するであろう問題について調査した後、数ヵ月後には脚本ができていたという。

ずぼら女の簡単おつまみブログ-P1000098.JPG

お酒がすすむ♪こってりおつまみチャーハン

多く炊きすぎて残ったごはんが おいしいおつまみに早変わり♪
チーズでカルシウム補給♪
バターひかえめでも、にんにくしょうゆでこってり味がついてビールに合います。
味がしっかりなので、冷めてもおいしいです♪

【材料】
ごはん 茶碗2杯強
ニンニク 2かけ(好みで加減)
好きな野菜
(ここではにんじん 0.5本 玉ねぎ 0.5個)
とろけるスライスチーズまたはピザ用チーズ 1枚くらい(好みで加減)
しょうゆ 大2
鶏ガラスープのもと 少々
オリーブ油 大1
バター 10g

【作り方】
1) 野菜(にんじん、玉ねぎ他 お好みで)、にんにくをみじん切りにする。

2) オリーブオイルでじっくり弱火で玉ねぎが透き通るまで炒める。

3) バターを入れ全体に溶かし、ごはんを強火で炒める。ごはんがくっつかないようにパラパラに仕上げる

4) しょうゆ、鶏ガラスープのもとを入れ混ぜ、味見。足りなければ足す。

5) チーズをちぎって全体にちらして、かき混ぜて溶かす。溶け始めたら火を止め、余熱でチーズを溶かし完成!


【ずぼらポイント】
ずぼら女はごはんを炊くのも面倒くさい…。
だから一度に多めにごはんを炊いて、余ったごはんを有効活用。
入れる野菜は冷蔵庫の残り物を何でも刻んで入れちゃえ~